「まだ、なにも決まってないというのが本当のところ」

  • なんでも
  • 文春オンライン
  • 21/04/29 16:55:28

秋篠宮家の長女、眞子さまの結婚問題が、ますます混迷している。

 4月8日、婚約が内定している小室圭さんが、自分の母親と母親の元婚約者との間の金銭トラブルについて、改めて説明する文書を公表した。しかし、国民が納得するには程遠い内容で、批判が増している。新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中、4月25日には緊急事態宣言が東京など4都府県に発令された。コロナ禍で、多くの国民が大変な思いをしている中で、眞子さまの結婚という皇室慶事を、進めてよいものなのか疑問が残る。

 小室さんが公表した文書はA4判で、本文24ページと概要4ページの計28ページもの膨大なものだった。小室母子は、借りた金ではなく贈与金であると主張し、元婚約者と長年トラブルとなっている。そのため小室さんは、この文書で「私や母と元婚約者の方との間にこれまであったやり取り等について実際の経緯をある程度明らかにすることを通じて、これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正する」と、その目的を説明した。

「借金を踏み倒そうとした人間の家族に」の強い主張
 また、金銭トラブルを早く解決するため、元婚約者に解決金をどうして支払わないのかという疑問に対して、「お金をお渡しすれば借金だったことにされてしまう可能性は高いように思えました」「借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。それを仕方のないことだとは思いませんでした。一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありました」と、強く主張した。

 しかし、最後には「『認識の食い違いの整理』段階で話し合いが頓挫している」ことを素直に認めている。結局、金銭トラブルが未だ解決できないままであることが明らかになった。

 私も長い文書に挑戦してみた。しかし、読み進めるうちに、「そこではないだろう。秋篠宮さまや国民が求めていることは」と、もどかしくなった。最後まで熟読したが、徒労感だけが残った。

 2018年夏、小室さんは金銭トラブルの解決を放置したまま留学のため渡米した。その年の11月、誕生日会見で秋篠宮さまは次のように金銭トラブルの解決を求めた。

「今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」

「やはりきちんと、どういうことなんだということを説明をして、そして多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る、それが『相応の対応』の意味です」

「秋篠宮さまはそんなことを期待されているわけではない」
 ある皇室関係者はこう話してくれた。

「秋篠宮さまが期待しているのは、金銭トラブルの早期、解決です。小室さん側が元婚約者ときちんと話し合い、和解すること。その上で、早く『多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る』ことなのです。それが眞子さまと婚約するための大きな条件と言えます。

 小室さんが公表した文書には、『金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正する』という主眼が書かれていましたが、秋篠宮さまはそんなことを期待されているわけではないと思います。そのことが残念ながら小室さんには、理解できないようです」

 続きます。

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    • 2
    • 文春オンライン
    • 21/04/29 19:24:11

    あげます。

    • 0
    • 1
    • 文春オンライン
    • 21/04/29 16:56:02

    続き

    文書公表から4日後に、小室さんが元婚約者に解決金を渡して問題を円満に収めたい意向であることが明らかになったが、こうした、小室さんのちぐはぐな対応もまた、国民を失望させた。秋篠宮家の長女であり、天皇陛下の姪である眞子さまの結婚相手として相応しいのかどうか。多くの人が小室さんに対して、不安に感じ、心配することも無理はないのではなかろうか。

    「国民の幸せを常に願って、国民と苦楽を共にする」のが皇室
     今年2月の天皇陛下誕生日会見。記者から「新型コロナウイルスの感染拡大により、皇室の活動も制限され、天皇陛下が多くの国民と交流される機会が減りました。(略)感染症の影響が長期化する中で、コロナ禍の天皇や皇室の在り方、今後のご活動の方針について、どのようにお考えでしょうか」と、質問された陛下は次のように答えた。

    「歴代の天皇はその時代時代にあって、国民に寄り添うべく、思いを受け継ぎ、自らができることを成すよう努めてこられました。その精神は現代にも通じるものがあると思います。皇室の在り方や活動の基本は、国民の幸せを常に願って、国民と苦楽を共にすることだと思います。(略)国民の皆さんが痛みを分かち合い、協力し合いながら、コロナ禍を忍耐強く乗り越える先に、明るい将来が開けることを心待ちにしております」

     陛下は、皇室の基本は、「国民の幸せを常に願って、国民と苦楽を共にすることだ」と、断言した。まして、今はコロナ禍という非常時である。医療従事者、飲食店関係者をはじめとして、多くの国民が日々、苦しく大変な思いをしている。それだけに、陛下の胸中には「国民と苦楽を共にする」という思いが、いつもより強いに違いない。陛下や秋篠宮さま、それに眞子さまたちもまた、国民に寄り添いながら、国民が苦しい時は共に苦しむ。国民と苦難を分かち合う。そういう存在なのだ。これがまさに皇室の基本であることを忘れてはいけないだろう。

     こうした厳しい状況の中で、眞子さまの結婚問題が進められていることに違和感を覚えるのは私だけだろうか。

    「眞子さまの結婚は、コロナ次第のところがある」
     眞子さまは、今年10月23日に30歳となる。この大きな節目に併せて眞子さまが結婚するのではないかと、一部で報道されている。だが、複数の関係者に取材すると、肯定的な答えは少なかった。「10月結婚説」の最大の“壁”は、やはりコロナ感染拡大の勢いが止まらず、先行きが見通せないことだという。

     ある皇室関係者はこのようにそっと教えてくれた。

    「眞子さまの結婚は、コロナ次第のところがあるのでは。まだ、なにも決まってないというのが本当のところではないでしょうか」

     このコロナ禍は、秋篠宮さまが語った「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況」にも遠い。皇室のお祝い事が、苦労している多くの国民がいる中で行われることが、相応しいのかどうか。それ自体を考え直す必要があるだろう。

    • 0
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