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真田信幸
2021年12月竣工予定
オカモト、自動車内装材の新工場を中国に設立
2021-03-18
オカモトは、自動車内装表皮材生産の新工場を中国湖北省武漢市に設立すると発表した。
新工場は今年5月に着工し、同年12月に竣工予定。これにより、同社の自動車内装表皮材の生産拠点は静岡工場と米国オハイオ工場に加え3拠点となる。
自動車業界における市場は欧米からアジアに拡大しており、中国国内には自動車メーカーおよび部品メーカーの多くが生産拠点を開設している。
新工場の設立について同社は、「内装材を含む各部材の現地調達の動きが進んでいる状況に加え、各自動車メーカーによる『世界戦略車』としての規格統一の動きに対し、グローバルでの市場競争力をさらに強化するため」と述べている。
■新工場概要
◇会社名=武漢岡本汽車内飾新材料(OKAMOTO MANUFACTURING WOUHAN)◇所在地=湖北省武漢市蔡甸区◇敷地面積=約1万6,500平方メートル(約5,000坪)◇生産品目=自動車内装表皮材◇登録資本金=600万ドル(約6億5,000万円)
ゴム報知新聞NEXT
https://gomuhouchi.com/industrial/33838/
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■オカモト株式会社(wikipediaより)
日本の化成品メーカー。産業用製品事業と生活用品事業の二本柱を事業に持つ。
生活用品としてコンドーム、使い捨てカイロ、プラスチック手袋、食品包装用ラップのほか、トクヤマ(旧:徳山曹達)の子会社であったトクヤマホームプロダクツから事業を譲受した水とりぞうさんブランドの除湿剤、ナガオカから事業を譲受したインピレスブランドの殺虫剤などを生産する。
一方、産業用製品ではビニールハウス用のフィルム材、壁装材や作業用の粘着テープ、業務用ラップなどを生産する。そしてレザーにおいては、世界No.1の技術力を持つ。車輌内装材・家具用・工業用・その他何にでも対応できる、オカモトTPU「プリオール」(ウレタンレザー)は、新素材として注目される。
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