• No.2 戸沢盛安

    21/02/24 16:15:24

    夫の調べによると、A氏は風俗店に勤務する男性だという。向かいの部屋はその風俗店の寮で、A氏だけでなく3、4人の男性が同居している部屋だった。

     妻の不倫を目撃してしまった夫だったが、その時は、深く追及することはしなかったという。だが、直後に不審火が起きると不信感が募り、妻を何度も問いただした。妻はそのたびに否定。A氏に対しても、部屋の扉を叩くなどして話を聞こうとしたが、逃げられてしまったという。

     そして3度目の不審火があった直後の1月31日に、妻が警察に逮捕されてしまったのだ。

    「その時の容疑は『器物損壊罪』です。妻は警察が1階に設置した防犯カメラの線を切断してしまったのです」

     当然、そんな行動を取った妻を警察が疑ったのは無理もない。その後の捜査で、最初の不審火について警察は妻の犯行と断定、建造物損壊の容疑で再逮捕に踏み切ったというわけだ。だが、

    「妻は防犯カメラを損壊した罪は認めているものの、不審火については、警察にも私にも“やっていない”と言い続けています」

    事件直前、妻が不倫相手に送っていたメール
     ただ、夫はそんな妻の訴えを信じていないという。夫が妻の携帯電話から証拠として撮ったという、妻からA氏宛のメールには、こんな文言があった。

    〈ずっと連絡くれなぃからショートメールにも入れておきますね。わざとシカトしてます? ? 私がなにかしたなら言って下さぃ 付き合ってるのに〉

    〈連絡もとれなぃのゎ悲しいです って体調悪ぃとか? ? コロナがって言ってたから心配です 私伝えたぃコトとかぁって…〉

     ショートメールが送られたのは16日。この11日後には不審火が始まっている。別れ話のもつれから、妻はA氏の気を引こうと犯行に及んだのだろうか。

     それにしても不思議なのは、どのようなきっかけで部屋の向かいに住む赤の他人と不倫関係に陥ったかという点である。

    「妻は不審火については認めていませんが、Aとの不倫関係については、最近、留置所で面会した際に認めました。彼女の話だと、勤務先のスーパーで声をかけられて知り合ったんだとか。こんな騒ぎを起こしてしまった妻には、もう情はありません。離婚するつもりです」

     A氏に対する憤りもおさまらない。

    「最近、同僚とともに引っ越してしまい、姿を消してしまいました。ただ、必ず探し出して慰謝料を請求し、この落とし前はつけてもらうつもりです」

     大事に至らなかったことだけが、せめてもの救いである。

    デイリー新潮取材班

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