- なんでも
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COVID-19 感染症に対する大木提言(ver3). 2021 年 1 月 5 日.
慈恵医大 外科統括責任者・対コロナ院⾧特別補佐 大木隆生
元々新型コロナが指定感染症となった理由は
1)未知のウィルスである
2)治療法・予防法がない確立されていないからである。
しかし、すでに一年に渡り経験を積んできたので
必ずしも未知ではない。
多くの確立された治療法が保険適応となり、実際厚労省から
新型コロナ治療ガイドラインまで発刊されている(文献7)。
従って、第二類相当をダウングレードし、
インフルエンザ・風邪コロナウィルス同様に扱うのが妥当であろう。
国民に対しては新型コロナの病気について啓蒙、理解させることが肝要である。
10~40代の若年層に対しては
1)体調が悪かったら学校、職場に行かない
2)症状が強くて辛かったら病院に行く
3)そうでない人は手洗い・ユニバーサルマスクを徹底しつつ
慎重かつ力強く経済を回す、という常識的な対応をとるべきである。
中高年以上で基礎疾患のある者、70代以上の高齢者に対しては
軽症であっても積極的に早期にPCR検査、
医療機関受診(肺炎のチェック)を行ってもらい、
そして若者における無症候性、軽症者を極力入院させず、
新型コロナナ病床に常に余裕をもたせ、
治療の必要のある患者に入院を特化させる体制を築く事が
医療崩壊を防ぐ上でもう一つのポイントとなる。
罹患し症状が出たら、いつでも受診・入院加療が出来る事で
国民の安心感も担保できる。
また第二類感染症指定をダウングレードする事により
若干院内感染が増えるかもしれないが、
ゼロリスクは存在しないこと、
また、運用効率が悪いことにより
治療が必要な患者がたらい回しになる事を考慮すると
総じてリスク・ベネフィットの観点から十分正当化される。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%A8%E9%9A%86%E7%94%9F- 3
21/01/13 02:47:24