- ニュース全般
- 大谷吉継
- 21/01/06 17:01:04
世界中で新型コロナワクチン接種の準備が進む中、韓国では最後のチャンスだとばかりに、美容整形ブームに拍車がかかっている。回復中の顔を、マスクで隠せるからだという。
世界中で新型コロナワクチン接種の準備が進む中、韓国では、最後のチャンスとばかりに美容整形の需要が増えている。今なら回復中の顔をマスクで隠せるからだ。
マスク着用の義務化と在宅勤務が美容整形ブームに拍車をかけている。
20歳の大学生ルー・ハナさんは12月、数千ドルかけて鼻を整形した。
「ワクチン接種が可能になり、マスクを外す人が現れる前に、今のうちにやっておいた方がいいと思ったんです」
大学生のルーさんは昨年までオンラインで受講。美容整形後、自宅で回復を待ち、注目されずに公の場へ出たいという。
「手術で傷や腫れはできるだろうが、みんなマスクをするので目立たないはず」
韓国は美容整形の世界的な中心地。昨年はコロナ拡大以前でも100億ドル市場と言われていた。
だが、ルーさんの主治医パク・チョルウ氏によると、需要は最近急増しているという。
「目、眉毛、鼻筋、額など目に見える部分に関して、メスを入れる、入れないにかかわらず問い合わせが確実に増えている」
政府統計によると、韓国のコロナ支援金の10%以上が病院や薬局で使われた。どの病院や薬局で使われたかは公表されていないが、美容整形外科医のシン・サンホ氏によれば、人々が支援金を使ったことでソウルの富裕層エリア、江南にある同氏のクリニックでは収益が増えた。
「自粛の反動としての『報復消費』ではないか。顧客は(コロナによる)うっぷんを美容整形で晴らしている気がする」
しかし、この美容整形ブームは短命に終わるかも。
韓国では最近、第3波が到来し新規感染者数は過去最高を更新中。パク医師によると最近では、感染を恐れて外出しない人が増え、手術のキャンセルが相次いでいるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc875a3c4d276018392044ca870883a1bd991a20
- 0 いいね