• No.6 島津豊久

    21/01/05 17:32:36

    ◆「罪を反省し、何もかも失ってください」

    公判終盤、被害者である娘は衝い立ての奥から、意見陳述を行なった。

    「幼い頃から暴力を受けていた。お父さんは怒りっぽく、勉強ができないだけで問い詰める。小学校2年生の夏、塾の受講料が高いといい、自宅で勉強を教わることになりましたが地獄の日々でした。できないことがあれば頭を叩き『バカ』『アホ』と怒鳴るので何も頭に入って来ませんでした……。

    入院前、いつものようにパンツを触り『入れていい?』と膣内に指を入れて来て挿入して来ました。『赤ちゃんができるからやめて』と言っても『大丈夫だよ、男の子だから我慢できる(自分は男だから射精コントロールできる)』と言われて……誰にも相談できなかった、家族がバラバラになるのが怖かった。

    今年の3月の春休みに、添い寝をされた。私には正月に出会った彼氏がいる……もう限界でした。朝になると挿入されてしまうと思い、ずっと起きていて限界でした。

    お父さんは私が『抵抗したことない』と言いましたが、何度も嫌だと言いました。家ではあなたは王様気分で殴る蹴るなんて当たり前でしたね。あなたのせいで家族がバラバラになったのです。自分の罪をしっかり反省してください。何もかも失ってください。自分のしたことがどれだけ家族を傷つけたかをしっかり認識してください。これでお別れです、さようなら」

    時折涙声になりながらも、自身のいまの決意をきっぱりと告げる陳述に、傍聴席では男性の傍聴人らが、何人も涙していた。

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