娘に性的虐待繰り返した「鬼畜父」の呆れた言い分【事件回想】

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    • 島津豊久
      21/01/05 17:30:56

    被告 「高校2年の中間考査で娘も頑張りきって疲れている時期がありました。後ろ向きな発言をしたり、わけわからないことを言うようになり、抱きしめたり添い寝したりして、少しでもできることはないかと、いろいろしていた時期があった。その中でキスしたりすると前向きな発言を聞くようになったので、性交したいという気持ちが起こったと思う」

    弁護人 「被害者を励ますため?」

    被告 「はい」

    さらには冒頭陳述で指摘されていたような「娘が小学生だった頃からの性的虐待」を一切否定した。

    弁護人 「小学5年生のころ、盆踊りの時期に娘さんの乳首をなめたことは?」

    被告 「ありません」

    弁護人 「小学生の頃あなたにアダルトビデオを見せられたと言っていますが事実ですか?」

    被告 「ありません」

    弁護人 「風呂で乳首を舐めた事実は?」

    被告 「ありません」

    こうして次々と、起訴状以外の過去の性的虐待を否定し続けたところで、法廷の衝い立て奥にいる被害者である娘の嗚咽が聞こえ始め、公判が中断する事態に。被告は無表情で座っていた。再開後は検察官が、被告のセックスに対する備えについて切り込む。

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