- TV・エンタメ
- 伊達成実
- 20/12/14 05:41:11
2020.12.14 05:02
TBSが来年3月末で平日午前(8〜10時台)のワイドショーから“撤退”することが13日、分かった。翌4月から生活情報に特化した新番組をスタートさせる。
関係者によると、これまで同枠は放送中の「グッとラック!」(月〜金曜前8・0)などのワイドショーを制作する情報制作局が担当していたが、4月期はバラエティーなどを手掛けるコンテンツ制作局が受け持つことが決定した。
撤退理由は視聴率の低迷だ。同時間帯ではテレビ朝日系「モーニングショー」が首位を独走。日本テレビ系「スッキリ」とフジテレビ系「とくダネ!」が2位争いし、TBSは苦戦を強いられてきた。同局は1996年にオウム事件をめぐる不祥事によりワイドショーから一時撤退。「はなまるマーケット」を挟んで2015年に復活したが、その後も数字が伴わなかったため、他局との差別化を決断した。
新番組のモデルとなるのが、17年半続いた「はなまる」だ。芸能情報を廃し、生活に寄り添った内容が人気に。MCを務めた故岡江久美子さん(享年63)と薬丸裕英(54)の名コンビも親しまれていた。現在、新番組の顔となる女性芸能人を選定中という。
また、「王様のブランチ」(土曜前9・30)も今年10月からコンテンツ制作局に。同番組では司会のアンジャッシュの渡部建(48)が6月に不倫騒動を起こし、今月1日付で降板。10月にプロデューサー2人が異動したがスタッフに変更はなく、単独司会の佐藤栞里(30)を中心に新たな環境で続けていく。
新番組に伴い、「グッと-」の3月終了が決定。同番組は落語家、立川志らく(57)を司会に据えて昨年10月にスタート。1周年でリニューアルしたが、先月には木曜レギュラーの小林麻耶(41)の降板騒動が起きていた。
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