第40回ジャパンカップ  アーモンドアイが有終の美!

匿名

真田昌幸

20/11/29 17:25:13

11月29日、東京12Rで行われた第40回ジャパンカップ(3歳上オープン・G1・芝2400m・15頭立て・1着賞金=3億円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、アーモンドアイ(牝5歳・美浦・国枝栄)が勝利。同馬はこのレースで引退を表明しており、芝G1、9勝目をマーク、見事に有終の美を飾った。勝ちタイムは2分23秒0(良)。

 また、アーモンドアイはこれまでJRAで12億1632万9000円、海外で3億9570万900円を獲得しており、この勝利で3億円を加算。19億円超えを達成して、歴代1位のキタサンブラック(18億7684万3000円)を抜き、総獲得賞金ランキングで1位となった。

 2着はコントレイル(2番人気)、3着にはデアリングタクト(3人気)が入った。

 アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト、史上初めて3頭の三冠馬が激突した歴史的一戦を制したのは、このレースで引退を表明しているアーモンドアイだった。レースではキセキが10馬身以上の大逃げを見せる乱ペースに。それでもアーモンドアイとルメール騎手は慌てることなく直線の攻防を迎えると、馬場の三分どころから抜け出しを図り、ラスト1ハロン付近から先頭に立って危なげなく押し切った。

 ジャパンカップを勝ったアーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は15戦11勝。重賞勝ちは18年シンザン記念(G3)、桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)、ジャパンカップ(G1)、19年ドバイターフ(G1)、天皇賞・秋(G1)、20年ヴィクトリアマイル(G1)、天皇賞・秋(G1)に次いで10勝目。鞍上のC.ルメール騎手はジャパンカップ3勝目、管理する国枝栄調教師は2勝目。


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