• No.1 鍋島直茂

    20/10/26 11:56:56

     日本に住むウイグル族の多くは中国のパスポートを持つ。有効期限が切れたら在日中国大使館で更新しなければならないが、兄は「おまえが協力しない限り更新しないよう在日中国大使館に伝えたそうだ。祖国に貢献してくれ」と訴えた。一方、国家安全局の男性は「協力してくれたら、君の家族には何も問題は起きない。日本への帰化申請やパスポート更新もスムーズにできるだろう」と繰り返した。アメとムチを使い分けながらスパイ行為を迫る電話は約30分続いた。

     ハリマトさんは「しばらく考えさせてほしい」と述べて会話を終え、すぐに通話アプリを削除。その後、やりとりの様子は報道番組で放送された。「協力してもしなくても、彼らは圧力を強めてくる。勇気を出して対抗するしかない」と決意を新たにする。兄の動静は分からないが「地元で葬式があったという情報はない。きっと生きている」と自分に言い聞かせるように語った。

        ◆   ◆ 

     国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると18~19年、世界22カ国に住む新疆出身の少数民族400人に聞き取り調査した結果、多くが中国当局から圧力や嫌がらせを受けていた。このうち26人は情報提供者になるよう迫られたという。

     約2千人と言われる在日ウイグル族の中にも、同様の働きかけを受けた人は多数いるとみられる。日本ウイグル協会に所属する自治区北部出身の男性は「日本の国会宛てに在日ウイグル族が準備していた意見書を、自治区の公安当局者が既に入手していた。日本にいるスパイが流したに違いない」と指摘する。

     東京都内に住むウイグル族の20代男性は来日した18年当時、ウイグル族の仲間から中国当局との関係を怪しまれた。「中国政府がウイグル族の海外渡航を制限する中、たまたま来日できたので政府の協力者じゃないかと疑われた」と明かす。「当局がスパイ活動に誘うのは情報収集だけが目的じゃない。ウイグル族同士の不信感をあおり、団結できないようにする狙いもある」と指摘した。 (川原田健雄)

    【写真】ハリマトさん(右上)が兄(左)とのテレビ電話をひそかに動画撮影していると突然、兄の隣に新疆ウイグル自治区の治安当局者が現れた

    https://www.nishinippon.co.jp/item/n/655780/

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