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- 明智光秀
- 20/08/30 15:10:50
2020年8月30日ヘルスデーニュース
電子タバコの使用が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)だと診断されるリスクの上昇と関連していることが、米国の若年者を対象とする研究から明らかになった。米スタンフォード大学のBonnie Halpern-Felsher氏らが5月に行ったオンライン調査の結果で、詳細は「Journal of Adolescent Health」8月11日オンライン版に掲載された。
<救急診療の現場で医師が禁煙を勧める理由>
<紙巻きより安全と宣伝される加熱式たばこの現実>
Halpern-Felsher氏らは、2020年5月6日~14日にかけて、若年者(13~24歳)の紙巻きタバコおよび電子タバコの使用状況と▽COVID-19の関連症状があったか▽検査を受けたか▽感染していると診断されたか--の関連についてオンライン調査を実施。米国内の50州から4351人の回答を得た。そのうち電子タバコ使用者が50.2%、非使用者は49.8%であり、年齢は13~17歳が33.7%、18~20歳が41.6%、21~24歳が24.7%だった。
多重ロジスティック回帰分析により非喫煙者を基準として、各評価項目のオッズ比(OR)を求めると、以下の有意な(統計的に「偶然ではない」とみなせる)関連が認められた。
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