国内感染6万人突破「だいたいピークに」

　新型コロナウイルスの国内の感染者数が６万人を超えました。政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長は２０日、新規の感染者について、「だいたいピークに達した」との見解を示しました。

　「全国的に見ると、だいたいピークに達したというのが私どもの読みです」（新型コロナ感染症対策分科会 尾身茂会長）

　東京・港区で開催されている日本感染症学会で２０日、政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長が講演しました。尾身会長は、緊急事態宣言の解除後に全国に感染拡大した要因について、「主に東京の接待を伴う飲食店から全国に感染が波及したと考えられる」とした一方、新規の感染者数については、「全国的に見ると、だいたいピークに達したというのが私たちの読み」との見解を示しました。

　日本感染症学会では１９日、現在の感染状況について、政府の分科会や厚生労働省の助言組織のメンバーでもある館田理事長が、「今まさに、第２波の真っ只中にいる」として、現在の流行が第２波との見解を示していました。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4058422.html