富士山
養鶏場でクマ大暴れ…銃を携えて出動するはずの猟友会は”手ぶら”「素手で立ち向かうしかない」
7/13(月) 18:50
北海道内でクマの出没が相次いでいます。砂川市の養鶏場では小屋が荒らされる被害がありました。通常は銃を持って警戒にあたる猟友会ですが、銃なしでの対応を余儀なくされています。
猟友会砂川支部:「ガラスを破って、ここの口かなんか切って血がついてる。肥料を取って行きました。これ歩いたな。これだな」
7月11日、砂川市で鳥のエサを保管していた小屋が、クマに荒らされました。
猟友会砂川支部:「これはクマの足跡だが250~260キロはある。この熊はでかいですね」
クマの体長は2メートルを超えるとみられます。クマが出没したのは午後11時半ごろ。目撃した小屋の所有者はその時の音声をスマートフォンで撮影していました。
クマを目撃したときの様子:「キャー、クマクマ…」
被害にあった吉野祥子さん:「怖いです。ふつうに外出られない」
砂川市では、2020年、クマの目撃情報が28件寄せられ2019年の7月末と比べ、すでに6件多くなっています。
しかし、今回銃を携えて出動するはずの猟友会は、手ぶらでした。その理由は、猟友会の池上治男支部長が、2年前、クマを駆除した際、建物に向けて撃ったとして、銃の所持許可が取り消されたからです。
市の依頼で出動し警察官も同行していた上での処分。池上さんは処分取り消しを求め、裁判を起こしています。
猟友会砂川支部・池上治男支部長:「建物というのは屋根があって壁があったらもう建物人が住んでようがいまいが。この状況みてください、この状況でクマが出ても何もできないこの状況おかしいでしょ」
猟友会砂川支部は、2019年、発砲できる条件などについて道警や砂川市と協議しましたが、明確な説明がなかったことから、当面の間、発砲しないことを決めました。
しかし、相次ぐクマの出没に不安を募らせています。
猟友会砂川支部・池上治男支部長:「出てしまったらしょうがない。警察が出るか私たちが素手で立ち向かうしかない」
UHB 北海道文化放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/062334e084fdde748bbd2bd45547fc644f3b8aa1(動画あり)
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猟銃の許可取り消しの経緯は>>1
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No.1 主 富士山
20/07/15 15:14:54
猟銃の許可取り消しに憤るハンター…クマ駆除の責任は?初弁論 北海道
7/3(金) 21:00
道内では、今年もヒグマ目撃が相次いでいますが、自治体の要請で、駆除したら猟銃を持つ許可を取り消されたのはおかしいとして、砂川のハンターが処分の取り消しを求める裁判が始まりました。
3日の札幌地方裁判所。ハンター仲間と一緒に現れたのは、北海道猟友会砂川支部長の池上治男(いけがみ・はるお)さんです。猟銃を持つ許可を取り消した、道の公安委員会の処分は、おかしいと訴えています。
きっかけは、おととしの8月。砂川で、ヒグマが住宅の玄関先に居座り、ハンターの池上さんは、砂川市から駆除の要請を受けました。
「来たときには、すでに砂川市の職員と警察官がいました。本当に駆除するのかと確認をしたら、『大丈夫なところだ。どうしても撃ってくれ』と」(北海道猟友会砂川支部・池上治男支部長)
池上さんはヒグマを駆除。しかし、この発砲がその後、大きな問題になったのです。
道の公安委員会は「銃弾の到達するおそれがある建物に向かって撃った」として、猟銃を持つ許可を取り消しました。
現場の地図を見ると、銃口の先には確かに2軒の住宅があります。
一方、池上さんは、この場所は、高さ8メートルほどの斜面があり、銃弾が住宅に当たる可能性はないと主張しています。
さらに、池上さんは、ハンターの立場の弱さも問題にします。クマの駆除は、市町村や道、警察が協議した結果にもかかわらず、責任はハンターが問われることに不安を感じています。
「誰も(駆除は)できませんよ。中止ですよ。今…」(北海道猟友会砂川支部・池上治男支部長)
「また問題が起きたら困るから誰も…」(ハンター仲間)
今年、砂川では去年の倍のペースでクマが出没しています。
「これが血の跡だ。シカが襲われた血の跡。クマがひきずったの。えさが豊富だし、間違いなくここから(クマが)離れない。このひとつ高速道路の向こうは散歩コースになっている。見た見たと騒ぐのではなくて、見た後にどうなったか状況を判断しなくてはならない。それが素人だとなかなかできない」(北海道猟友会砂川支部・池上治男支部長)
池上さんは、住民への正しい注意喚起には、知識を持つハンターの分析が必要と考えています。
3日の初弁論で、池上さんは、緊急時のクマ対策が猟友会に丸投げされていると指摘しました。
「ハンターが公務として職務を果たしたとしても、この状態で鉄砲が取り上げられるとなったら、絶対に銃の引き金を引くことはできない。私だけの問題ではない」(北海道猟友会砂川支部・池上治男支部長)
一方、初弁論の後、公安委員会の事務を担う道警は「今後、必要な主張をしていく」とコメントしています。
UHB 北海道文化放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d87c75f9b79a29f53c6804f0f53c3a4bb3e1be3(動画あり)
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