• No.1 天和

    20/07/13 08:23:01

    ■理想の家事分担比率は5:5! 実際には、なぜかけ離れてしまうのか?

    実際に、それぞれの夫婦で家事分担をどのようにしているかという現状とは関係なく「理想の家事分担比率は?」という質問をすると、妻、夫ともに最も多かった回答が「夫5:妻5」というものでした。

    しかし、実際に「家事分担について話し合ったことはあるか」という根本的な質問をしてみると、52%が話し合ったことがないと回答しており、これは先ほどの「ケンカをしたことがある」という人と同率でした。話し合いの際、必要になってくるのは「家事の可視化」で「家事分担表」の作成などが有効だと思われます。

    ですが、現状9割以上の夫婦が分担表を作っていません。つまり、お互い半々で家事分担をするのが理想的だとしながらも、実際には話し合いを行っている夫婦も全体の半分しかおらず、さらに家事の可視化や、そこから何をどう分担するかという表を作るというところまで進んでいないのが実情のようです。

    ■家事の分担比率の見直し、ケンカを避けるには「話し合う」時間を持つ

    共働き夫婦の家事分担は、妻側の負担が多めになっているという実態はあるものの、理想としては5:5と考えられていることがわかりました。

    お互いを思いやり、家事分担が原因となるケンカを起こさないためには、きちんと「話し合う」ことが重要です。「言わなくても、察してよ」と思うことも多々あるかもしれません。しかし、言葉にしてちゃんと伝えることで、よりスムーズな家事分担がかないます。全ての人に平等に与えられた24時間という時間を大切に、夫婦が常にお互いに助け合い、感謝の気持ちをきちんと伝えあう…そんな毎日なら、素敵ですよね。

    ******

    今回は、共働き夫婦の家事分担についてのアンケート結果をご紹介しましたが、なかなか興味深い内容ではなかったでしょうか。家事分担について、夫婦ケンカをしないためには「そもそも何のための家事分担なのか?」をしっかりと夫婦で考え話し合う必要があるようですね。また、互いの性格や性分にあった家事分担が必要なことも、このアンケート結果が教えてくれているように思います。特に男性は、「家事分担は夫婦円満の秘訣」と考え、三日坊主にならないよう取り組みましょう。

    <調査概要>
    調査タイトル:共働き夫婦の家事分担についてのアンケート
    調査方法  :インターネットリサーチ
    調査期間  :2020年3月3日~3月5日
    調査対象  :25~45歳で夫婦が共働きをしている男女
    有効回答  :400サンプル(共働き夫婦 男性:200サンプル、女性:200サンプル)

    https://serai.jp/living/1000462

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