• No.2 乾元

    20/07/13 02:39:16

    ◆これまでの教えはなんだったのか

     しかし、ハードルは高い。

    「もし眞子さまと小室さんの結婚が成立する前に女性宮家が創設されれば、小室さんが“皇族入り”する可能性もあります。さらに、悠仁さまが将来、子供を授からなければ、眞子さまと小室さんの子供が天皇となることすらあり得ます。そうした状況を、果たして国民は受け入れられるでしょうか」(別の宮内庁関係者)

     ある皇室関係者は「紀子さまは、旧皇族との縁組も視野に入れ、その後に女性宮家が作られる想定をされていた」と言う。

    「紀子さまは、眞子さまや佳子さまの将来の伴侶について、“理想のお相手”を口にされたことがありました。その中で、“相応のお家柄”の男性がふさわしいというお考えを見せていたそうです。そのお考えはいまも変わっておらず、“小室さんとの結婚はあきらめて、ほかにいい人が見つからないか”と思っていらっしゃるようです」

     しかし、そこで大きな壁となるのが、眞子さまと佳子さまおふたりのお気持ちだろう。

    「おふたりは私的な部分において、自主性を大切にする教育を受けてこられました。できるだけ自由に、一般人とも差がつかないように育てられてこられたのです。ところが、女性宮家が創設され皇室に残るよう求められれば、一転して自主性を奪われることになる。“これまで私たちが教えられてきたことはなんだったのか”と裏切られたお気持ちを抱いてもおかしくありません」(別の皇室関係者)

     一部には、「紀子さまが眞子さまの結婚に否定的なのは、女性宮家の創設を待っていて、時間稼ぎをしているのではないか」(前出・別の皇室関係者)という声もある。

    「眞子さまがさまざまな障害がありながらも小室さんとの結婚に執着されるのは、ひとえに“早く宮家を出て自由な暮らしを送りたい”というお気持ちがあるともいいます」(前出・別の皇室関係者)

    “悠仁を支えさせたい”という紀子さまの思いは、娘との間にすれ違いを生んだ。

    「眞子さまも佳子さまも、弟である悠仁さまの将来については充分理解され、案じておられるでしょう。ですが、紀子さまが悠仁さまのためにばかり奔走されるお姿をご覧になり、自分たちの気持ちがないがしろにされているように感じることもあるのではないでしょうか。仮に女性宮家が創設されても、おふたりは拒否感を示され、皇室を出たいと表明されることすらあり得ると思います」(前出・別の皇室関係者)

     大きな選択を迫られたとき、2人の姉妹はどんなお返事をされるのだろうか。

    【写真】特に「母子密着」といわれるほど、悠仁さまへの愛情は深い。(撮影/JMPA 写真は2月18日、東京・台東区)

    ※女性セブン2020年7月23日号
    https://www.news-postseven.com/archives/20200711_1577172.html?DETAIL

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