旦那67歳。厚生年金額月に

  • なんでも
    • 163
    • 正保
      20/07/05 16:30:37

    計算モデルの人物像
    1989年3月生まれ。
    20歳になった4月に会社員になる。
    65歳になった3月で退職する。

    厚生年金保険料は、毎月の給与と賞与の金額に共通の保険料率をかけて計算されます。

    そこで、国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査」の年齢別給与を参考にし、その1年間の平均給与を12カ月で割ったものを毎月の給与額として、厚生年金保険料を計算します。

    なお、このシミュレーションにおいては、賞与はないものとします。

    表 平均給与額と厚生年金保険料
    年齢 1年間の
    平均給与額 1年間の
    厚生年金保険料 5年間の
    厚生年金保険料
    20~24歳 2,624,000円 241,560円 1,207,800円
    25~29歳 3,614,000円 329,400円 1,647,000円
    30~34歳 4,069,000円 373,320円 1,866,600円
    35~39歳 4,422,000円 395,280円 1,976,400円
    40~44歳 4,677,000円 417,240円 2,086,200円
    45~49歳 4,962,000円 450,180円 2,250,900円
    50~54歳 5,185,000円 483,120円 2,415,600円
    55~59歳 5,157,000円 483,120円 2,415,600円
    60~64歳 3,958,000円 351,360円 1,756,800円
    合計額 1億9,334万円 約1,762万円
    資料:国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査」、日本年金機構「厚生年金保険料額表(平成29年9月分~)(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)」をもとに執筆者作成

    上記の表より、20歳~64歳に支払う厚生年金保険料の総額は約1,762万円と想定できます。

    65歳から受給できる老齢年金は、国民年金から支給される老齢基礎年金に、厚生年金から支給される老齢厚生年金が上乗せされます。

    老齢年金額
    老齢基礎年金
    20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めたことになるため、満額の年間約78万円を受給できます。
    老齢厚生年金
    厚生年金に加入していた期間の報酬と加入期間で計算される報酬比例部分の老齢厚生年金額となり、年間約111万円を受給できます。
    資料:執筆者作成

    上記のことから、老齢基礎年金と老齢厚生年金を合算して、1年間に受給できる老齢年金額は約189万円となります。

    65歳で退職して老齢年金を受給し始め、1年ごとに累計していくと、以下の図のようになり、75歳で支払った厚生年金保険料の総額を超えることが予想できます。

    厚生労働省「平成30年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は約81歳、女性の平均寿命は約87歳となっています。

    老齢年金は、一般的に65歳から生涯受給できるため、長生きすればするほど、支払った厚生年金保険料に対して受給できる老齢年金額が大きくなり、費用対効果を感じることができるでしょう。

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