- なんでも
- 延元
- 20/06/27 00:49:17
新型コロナウイルス対策でアルコール消毒液の代わりになる消毒方法の検討を進めてきた経済産業省とNITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)は6月26日、公表済みの界面活性剤の他に「純石けん分」(界面活性剤)や一定以上の塩素濃度を持つ「次亜塩素酸水」も有効とする最終報告をまとめた。経産省は一般家庭向けに具体的な使い方を紹介する「新型コロナウイルスに有効な消毒・除菌方法(一覧)」を公開した。
純石けん分は、脂肪酸などから作られる石けんの成分(界面活性剤)。洗濯用石けんや台所用石けんに含まれる「脂肪酸カリウム」(0.24%以上)と「脂肪酸ナトリウム」(0.22%以上)が新型コロナウイルスの除去に有効だった。
次亜塩素酸水は、塩酸や食塩水を電解して作られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液で、殺菌などに使われている。経産省や厚労省が物品消毒用として以前から推奨していた「次亜塩素酸ナトリウム」(ハイター、ブリーチなど塩素系漂白剤に含まれる成分)と別ものだ。
- 0 いいね