気管チューブはずれ４ヶ月男児死亡

2020年6月11日更新

　重い心臓病のため弘前大学医学部付属病院（青森県弘前市）に入院していた生後4カ月の県内在住の男児が2016年、病棟から手術室に移動する際に気管チューブがずれたことが原因で、呼吸不全のため死亡していたことが10日、同病院への取材で分かった。病院側は当時の医療管理体制の検証を踏まえ、「難しい医療処置を行う上で発生した医療事故」との認識を示している。今後、遺族と補償について話し合う。