お金ないのに大学いく人の気持ちがわからん へのコメント（No.1892）

>>1868

都圏の有名私学と、公立校を比べると、教育レベルに圧倒的な差があります。
中高一貫の有名私学では、一般的な中高より１年先に進むカリキュラムを組みます。
つまり、現役では、有名私学は１年分のアドバンテージがあるわけ
加えて、有能な教師による徹底的に合理化した授業内容の有名私学に対し、低能でも教員免許があれば教師として採用せざるを得ない一般の中高。
さらに、お金があれば、有名塾に通ったりするので、尋常じゃない環境の差ができるのは当然
これだけの違いがあれば、才能の差を相当埋めることができる

東大合格者の親の年収は、あるリサーチでは、５７パーセントが９５０万円以上ということなので、東大の親＝金持ち＝子供の東大受験にかなり有利、という側面は確実にあります。（ただし金持ちには天井がありませんので、たった950万？貧乏という人もあるだろうけどね）
あと、頭のいい親ほど、わずかな言葉ひとつとっても合理的な物言いを心がけるし、説明できる知識の範囲も広く、与える書物や見るテレビ番組も教養的なものが増えるでしょう。
生まれてからずっとそういう親の影響を受け続ければ、その差は大きい
低俗な親だと、話も低俗、知識は浅薄、見るテレビはお笑いばかり、とか、そんな感じの環境で育って、いきなり６億もらって塾に金をかけはじめたとしても、家庭教育の素養がないハンデが足を引っ張るでしょう。

東大の親の才能がそのまま子供に遺伝する確率はかなり低い。
しかし、頭のいい親がもたらす家庭環境、そして金をかけたハイレベルの教育環境などによって、結果的に東大出身者の子供が東大に合格する可能性が高くなる。