イギリス・2億分の1の確率！一卵性の三つ子を自然妊娠で授かった26歳

イギリスに住む26歳の女性が今年2月、一卵性の三つ子を出産した。女性は不妊治療などは一切受けておらず、三つ子の妊娠をショックと驚きをもって迎えたようだが、現在は子供たちが可愛くて仕方がないという。『The Sun』が伝えている。

英ノースウェールズのレクサム近郊に住むケイティ・クロウさんは、2月9日 元気な3人の男の子を出産した。1児の母でもあるケイティさんが三つ子を妊娠していることを知ったのは、妊娠12週の時に行った超音波検査で、パートナーのロブ・エリスさん(29)も一緒だった。

医師から「3人の赤ちゃんの心音が確認できますね」と言われたケイティさんは、嬉しさよりもショックのほうが大きかったそうで、当時のことをこう振り返っている。

「最初に頭に浮かんだのは、家族全員が乗れる車と大きな家が必要になるってことだった。『うちにはそんな経済的余裕はないわ』って考えていたわ。三つ子の妊娠を自分の中で受け入れるまで、かなりの時間がかかったの。」

「そんな時、祖母に『全ての出来事には理由がある』って言われて。その後はゆっくりだけど、自分の中で4人の子の母になる準備を整えていったわ。」

こうしてケイティさんは、小さいながらも元気な三つ子を出産。3人が誕生してからというもの子育てに追われるケイティさんだが、もうすぐ生後3か月を迎えるトミー君、ジョシュア君、エディ君の育児を「とても楽しんでいる」と語っており、出産前の心配はどこかに吹き飛んでしまったようだ。

誕生した三つ子は非常に珍しい一卵性だそうで、ケイティさんは「ドクターでさえとても驚いていたわ。誕生後しばらくはそっくりな3人を見分けるために、それぞれに名前を書いたタグをつけていたの」と明かしている。

ちなみに一卵性の三つ子は、1つの受精卵が2つに分裂し、さらにその片方がもう一度分裂することで誕生する。ケイティさんのように自然妊娠で一卵性の三つ子が産まれる確率は2億分の1とのことだ。

https://japan.techinsight.jp/2020/05/ac05041228.html

2020年5月4日 15:20 テックインサイト