- なんでも
- 宝治
- 20/03/22 14:34:19
https://kaikore.blogspot.com/2020/03/world-should-copy-japans-approach-to-coronavirus.html
(一部引用)
■日本在住のアメリカ人翻訳家 - Shane(twitter)
私は日本に住んでいるアメリカ人だ。そしてこれは日本の新型コロナの状況についての現地報告になる。
世界の他の国の人々が日本から学べること、そして日本がまだ懸念する必要があることについて語ろう。
世界の他の地域は厳戒警報の非常事態にある。社会は揺るぎ、経済は崩壊し、人々はさらなる災害に身構えている。
だが日本では普段とほぼ同じ生活が続いている(観光業を除いて)。
東京の中心部に降り立った外国人は、世界的なパンデミックが進行中であることを示唆するものをほとんど見つけられないだろう。
世界中で新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、日本では最初に感染が確認された1月16日から3月19日までの間に合計で924人しか感染していない。
死者数は31人だ(なおこれらの数字にはクルーズ船のダイアモンドプリンセス号のものは含まれていない)。
日本の人口密度の高さと高齢化を考えると日本では破滅的な感染爆発が起こってもおかしくないはずだ。だがなぜかそれは起こっていない。どうしてか?
単にまだなだけで爆発寸前の時限爆弾である可能性もある、あるいは "日本は経済や社会を揺るがすことなくウイルスを封じ込める方法を見つけ出した" かだ。
以下は日本で何が起こっているかについての私の分析になる。
- 日本が取った早期措置 -
渡航制限:
新型コロナウイルスの震源地である湖北省からの渡航者は2月上旬から制限されている。他の高リスク国からの渡航者もこれに続いて制限されている。
学校の閉鎖:
すべての公立学校は早期に閉鎖された。
公共イベントの中止:
大規模な公共イベントは中止、または観客無しでの開催になった。
ウイルス検査へのアプローチ:
日本政府は早い段階から人から人への感染の予防は不可能であると認めた。だが代わりに感染の速度を遅くすることに焦点を合わせた。
日本ではPCRウイルス検査キットの数が不足するなど検査体制が十分ではなかった、なので韓国のような希望者全員への検査は不可能だった。だが日本は代わりに重症になるリスクの高い患者が確実に検査できる体制を作ることに焦点を当てた。
また日本はCOVID-19に感染したが症状が軽い人間が病院に押し寄せることを防ぐことに注力した、これは彼らが待合室を「ウイルス培養器」に変える可能性があるためだ。
- 感染の拡大を遅らせた社会的要因 -
マスクの着用:
日本ではインフルエンザ(および花粉)の季節に感染予防と他人への感染を防ぐためにマスクを着用が一般的だ。
その結果、新型コロナウイルスの感染拡大が起きる前の段階から大部分の人間がすでにマスクを着用していた。さらに新型コロナウイルスのニュースが出始めた段階で日本のマスク着用率はさらに増加した。
手洗い:
日本人は他の国の人間からすると潔癖と思えるほど手洗いを重視している。子どもたちは幼い頃から家に帰ったら手を洗ってうがいをすることを教えられる。日本の家の多くには玄関のすぐ近くに手洗い用のシンクが設置されていたりもする。
他人に接触し過ぎない社会:
日本でも握手はそれなりに行われている、主にビジネス環境でだ。しかし挨拶には他人と直接接触しないお辞儀をするのが一般的だ。
公共の場で触れ合うこともあまりしない。人前でハグをしたり、キスしたりするのは珍しい光景だ。手をつなぐことも比較的少ない。家族の間で抱擁/キスをすることなんかは稀だ。この辺はイタリアと特に対照的だ。
>>1 日本がしていないこと
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