- なんでも
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- 日本がしていないこと -
積極的なウイルス検査:
前述のように日本のウイルス検査アプローチは消極的/受動的だ。
テレワーク:
日本には自宅から仕事をするテレワークを導入しようにも移行のためのインフラと文化が整っていない。多くのオフィスワーカーは未だに通勤している。
店舗封鎖:
ほとんどの小売店、レストラン、バーは営業している。
買いだめ:
世界中でパニック買いが起きているが日本ではマスクの供給が不足しているものの全国的な買いだめは起きていない。
封鎖/移動制限:
武漢やイタリアとは異なり、これまでのところ広範囲にわたる封鎖は行われていない。
他人との安全距離:
各国政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために人との間に1メートルの安全距離を置くよう国民に求めている。だが日本はこのアプローチにあまり積極的ではない。
先に書いたように元々他人に接触し過ぎない社会なこともあり、人々はほぼ通常通りに屋外で過ごしている。
- まとめと分析 -
上記の対策と社会的要因は明らかに日本の感染の拡大を遅らせている、それも最初の段階から機能している。他の地域は日本を研究し、可能であれば同様のアプローチを採用すべきだ。
日本のアプローチは感染の拡大を抑えながら社会が機能し続けることを可能にしている。
おそらくだがマスクが鍵だ。
ただし日本のアプローチは明らかに成功している一方で、パンデミックの初期段階での成功により国民の注意力と警戒心が緩んでしまっているように思われる。
日本の感染者数の実数は報告されているよりも多い可能性が高い。表面上は物事が順調に進んでいるように思われるがそれが油断を招くとも限らない。大規模感染が起きる危険性はまだ残されていると考えるべきだろう。- 0
20/03/22 14:34:32