寛政
睡眠時に衣類を着用する習慣は眠りの質を下げるおそれがある。もっともそうだが本当だろうか、そう思ってはいませんか?
しかし、プライマリケアに関するモスクワ保健局の主任嘱託専門家アンドレイ・チャゼルニコフ氏は、睡眠前に体温は自然に低下し、衣類が体温調整の通常のプロセスを阻害すると考えている。必要以上に体温が上昇した場合、不快感や安眠妨害、体調不良が生じるおそれがある。
■「衣類は体温調整を阻害する」
サイト「モスクワ」のインタビューでチャゼルニコフ氏は、「低い温度が良質の休息を促進することから、眠りに入る前に人間の体は体温が下がる。
もし衣類を着用していない、つまり、体と布団の間に不要な物がないなら、身体が熱をおびることはない。それに対し、もし人が衣類を着用した状態で睡眠をとったなら、その人は寝入るまでにより多くの時間を必要とし、夜中に頻繁に目が覚めてしまい、その結果、身体の回復のプロセスが悪化することになる」と語った。
また、同氏は、「そのほかにも脈管と筋肉が何かに圧迫や圧縮されることがなく、体はより良い状態で休息できる」と指摘した。
https://jp.sputniknews.com/science/202002277222653/
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