- なんでも
- 寛和
- 20/01/19 18:17:14
熊本地震は、住宅業界に大きな衝撃を与えました。
日経ホームビルダーでは、熊本地震から次の世代の家づくりを学ぶべく、書籍「なぜ新耐震住宅は倒れたか」を発行
その一部を記載
「築浅の現行基準の家が倒壊した」
「新耐震基準の住宅もたくさん倒れている」2016年4月に発生した熊本地震は、家づくりに携わるプロに衝撃を与えた。震度7を2度も観測した熊本県益城町で、戸建て住宅に大きな被害が発生
特に、新耐震基準に沿って建てられた住宅の被害が深刻だ。
「新耐震基準」と「2000年基準」
新耐震基準に対して2000年に、「基礎」「柱梁や筋かいの接合部」「壁のバランス」に関する告示が示された
つまり、1981年より前を「旧耐震基準」、1981年~2000年までを「新耐震基準」、2000年以降を「2000年基準」と区分しているのだ。
従来の耐震補強は、旧耐震基準の住宅を中心に実施されてきた。新耐震基準の住宅は現行基準に適合しているので大丈夫と考えられてきたからだ。ところが熊本地震では、新耐震基準や2000年基準の住宅が倒壊した。
阪神を上回る「倒壊」被害
倒壊・崩壊の割合をみると新耐震住宅も旧耐震住宅も、どちらも熊本地震が阪神大震災を上回っている。
- 0 いいね