- なんでも
- 山城守
- 19/12/22 16:13:03
生食用牡蠣の12.9%がノロウイルスに汚染されている(https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20101112ik1&fileId=003 「食品中のノロウイルス食品健康影響評価のためのリスクプロファイル」食品安全委員会事務局 p13)ので、牡蠣の生食はお勧めできません。
さらに、問題なのは、この生食用の牡蠣に12.9%の確率で存在するノロウイルスは発症率(患者数/喫食数)が45%(https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20101112ik1&fileId=003 「食品中のノロウイルス食品健康影響評価のためのリスクプロファイル」食品安全委員会事務局 p5)であり、残りは不顕性感染(無症状で感染すること)者であることです。さらに、非発症者の25%は糞便1gにつき10億コピーのノロウイルスを排出しています。(同著p6)ノロウイルスが10~100個程度のウイルス粒子で感染・発症可能であること(同著p7)、消毒用アルコール、逆性石けんでウイルスを不活化させるには長時間作用させることが必要(70%消毒用アルコールで30分間作用)であること(出典同じ)を鑑みれば、牡蠣の生食が如何に多くの人間を巻き添えにする危険行為か判るでしょう。つまり、生牡蠣を食べるということは12.9%の確率でノロウイルスに汚染された牡蠣を食べ、そのノロウイルスに汚染された牡蠣を食べた人間の100%-45%=55%が無症状で気付かぬままノロウイルスを蔓延させてしまうということです。
まさしく、現行法での牡蠣の生食は他人を巻き添えにしたロシアンルーレットと言えるでしょう。
私は、牡蠣の生食はノロウイルスの有無をPCR、ELISA等で確認し、さらに現行の食品衛生法に基づく検査を済ませたもののみを生食用として提供すべきであり、また、食べる側もそういった牡蠣のみを生で食べるべきと主張します。
これに賛成の諸君は「賛成」を反対の諸君は「反対」を選択されんことを望みます。
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