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- 19/12/02 11:56:49
【会見要旨】ご結婚について眞子さまと話されず 秋篠宮さま54歳の誕生日で明かされた心境
30日、54歳の誕生日を迎えられた皇嗣・秋篠宮さまが、現在の心境と一家のご様子などについて記者団の質問に答えられた。
以下、20日に行われた記者会見の全文を掲載する。
■時代時代に即した在り方を常に考えたい
ーー皇嗣となられた今のお気持ちと、天皇皇后両陛下の7か月間の歩みをどのようにご覧になっているか?ご一家で担われる公的な活動も増え、活動のあり方や新しい時代の皇室像について。
秋篠宮さま:
皇嗣になった今の気持ちということですけれども、6月に、ポーランド、 フィンランドに行く前にも同じような質問があったと思います。
基本的に、私自身は個体としてはずっと連続しているわけですね。
だから、成人したり、時代が変わったり、結婚したりなどというもので変わるというものではないです。
ただ、やはり人間も少しずつ進歩していくということは大事なことだと思います。
そのような気持ちで一つ一つ進めていければ良いなと思っております。
(両陛下の7か月間の歩みについて)
7か月間、5月以降ですね。
今の天皇皇后両陛下、特に天皇陛下は今までは、公務については代行の時にはされていましたけれど、それが日常に、国事行為のことですけれども、なってきたわけですね。
そして、そのほかに例えば宮殿の中での様々な拝謁であったり、さらに両陛下は上皇上皇后両陛下がされていた行幸啓、その時のその式典への出席があったり、それからもちろん外国から来られる賓客の接遇もありますね。
そのようなこと、それに更に今までされていたお仕事、それも続けているものもあるわけですね。
それらのことからも非常に多忙な日々を過ごされています。
皇后陛下も日赤関係の行事であったり、それから天皇陛下と一緒の地方への行事出席等で、以前に比べると相当忙しくなられていると思いますね。
さらに即位の礼関係の行事が、秋に続けて行われました。
今の私の気持ちとしては、まだ即位関係の行事が全て終了しているわけではないですけれども、つつがなく全てのものが終わることを願っているところです。
■“大嘗祭は天皇家の私費で” 考えに変わりはない
ーー即位の礼と大嘗祭に、皇嗣として臨まれた感想は。大嘗祭は公費を充てる平成の方針が踏襲されたが、殿下は昨年の会見で、天皇家の私費で行うべきと述べられた。現在もその認識にお変わりはないか?来春に立皇嗣の礼を控え、代替わり行事の望ましい在り方についてのお考えは。
秋篠宮さま:
即位の礼、一連の即位の礼に私も出席いたしました。
大嘗祭もそうですけれども、この両方の行事が無事に終わったことを安堵しています。
正殿の儀の時には、誠に多くの方が海外からもお越しくださり、その方々とお話しする機会も得ることができ、私としても大変うれしいひとときでありました。
また、御列の儀の時、私は供奉していたわけですが、非常に多くの人たちが沿道でお祝いをしてくれている様子を見て、大変有り難いことだと思いました。
今回出席して、前回と一つ違うことがあって、前回の正殿の儀は、私の隣に今の陛下がおられて、私はそこで行われる所作を、分からなければ隣を見ていればいいと、そういう感じがあったんですね。
これは大嘗祭もそうなんですけれど。
今回はそれができない。ということは、恐らくほかの参列者は私に合わせるだろうと。
ということから、やはりその辺りは少し緊張しましたね。
間違いないようにしなければいけないなというのがありました。
その辺りは前回と今回で違ったことの一つかなと思います。
ーー大嘗祭の支出については?
秋篠宮さま:
それについては今も昨年お話しした時と気持ちは変わりません。
ーー来春に立皇嗣の礼を控える中で、代替わりの行事の望ましい在り方について。
秋篠宮さま:
大嘗祭については昨年お話をしましたが、立皇嗣の礼も含め、その他多くのものは国事行為に当たりますので、ここで私の意見を言うのは控えたく思います。
続>>1■眞子さまと結婚について話をする機会ない
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