元治
水谷豊主演のドラマ「相棒season18」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は夜9:00-10:24)が、10月9日(水)よりスタートする。
今シリーズでは、甲斐峯秋役の石坂浩二や社美彌子(やしろ・みやこ)役の仲間由紀恵など、これまでのシリーズに登場したキャストが再登場。
初回では、海外旅行に行って以降、無断欠勤を続ける右京(水谷)のスマートフォンが秋田の海岸に流れ着くところから始まる。右京の行方を追い、孤島・天礼島に調査へ向かった亘(反町隆史)が、さらなる事件へと巻き込まれていく。
本作で天才的な頭脳を持つ特命係の係長・杉下右京を演じる水谷と、その相棒・冠城亘役を務める反町の“特命係コンビ”にインタビューを実施。
バディを組んで5年目となる二人に、ドラマ誕生から20年目を迎えた心境や「season18」ならではの見どころを語ってもらった。
■「特別意識するというわけではなく自然体で」
―ドラマ誕生20年目を迎えての気持ち、そして“相棒”として5年目を迎えた率直な気持ちをお聞かせください
水谷:「もう20年もやっているのか、あっという間だったな」と、今回の撮影に入る前はすごく感慨深い気持ちになっていたんですけど、撮影に入ってしまったらもうそんなことを考える暇もないくらいに日々、犯人を追い掛ける毎日を送っていますね(笑)。
20年目だからと特別意識するというわけではなく、自然体で臨めていると思います。
反町:ここまで長い間、同じ役に向き合うというのは私自身、これまで経験がなかったのですごく特別な思いはありますね。
1、2年と年月を重ねていくうちに、これまでできなかった演技ができてきますし、どんどん芝居を越えた人の“空気感”が生まれていくのを実感しています。その空気感を今後も大事にしていきたいなと思っています。
それが、演じ続けていける楽しさでもありますし、「もっと演じていくと今度はなにが生まれるんだろう」というワクワク感も出てきます。
――反町さんが初めて「相棒」にご出演された時と比べて変化したと感じる部分はありますか?
反町:今作の撮影で、水谷さんと二人で“裸の付き合い”をしたことですかね。今までだったら絶対になかったですから。
水谷:1年目に誘われてもいかなかったでしょうね(笑)。
反町:撮影の時ではない、プライベートなところでも仲良くさせていただいているところは変化した部分だと思います。
水谷:お互い意識して何かを変えようとしたことは、今までもなかったです。
自然に変わっていくことが役者としても一番いいですし、それが良い方向への変化になればいいなという“思い”だけを持ちながら、演じてきました。
「相棒」の撮影では、これまで相棒同士で芝居の意見を出し合ったりすることはなくて、演じていくうちにお互いが分かってくるんです。
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No.6 寛政
19/10/17 15:34:38
反町 いい歳の取り方してるね
カッコ良さが増してる
返信
No.5
No.4 建仁
19/10/08 16:01:01
私はミッチーの時のが一番好きだ
返信
No.3 文明
19/10/08 15:45:28
寺脇さんとのコンビが1番よかったな。
返信
No.2 主 元治
19/10/08 15:45:26
■水谷「『相棒』という作品の“歴史”を感じさせてくれる」
――「season18」では木村佳乃さんをはじめ、これまでのシリーズに出演されていた方たちが登場しますが、あらためて共演されていかがでしたか?
水谷:これがプロデューサーさんや脚本家さんのうまいところだなぁと思うんです。
「相棒」という作品がずーっと続いてきた“歴史”というのを感じさせてくれる演出だし、ずっと見てきたファンの方もうれしいですよね。
反町:これまで出演していただいた方が、再びご出演されるというのは、僕たちにとってもいい刺激になりますし、安心感もあります。
いろいろなキャストさんが登場しますけど、やっぱり「相棒」は水谷さんがいないと「相棒」という感じがしないんです。
撮影の時、たまに水谷さんとの共演がない撮影もあるのですが、そういうときって不思議と「相棒」の撮影という感じがしなくて、それだけ「相棒」の歴史において水谷さんの存在は偉大なのだなと思っています。
それは今までもそうですし、これから6年目、7年目を迎えても同じだと思っています。
――「相棒season18」はこれまでのここが違うと感じたことはありますか?
水谷:話のバランスといいますか、「season18」は撮影の真っ最中ですが、今回は今までと比べてもよい撮影ができているなと感じますね。
反町:特に「season18」の1話は映画並みのスケール感といいますか、事件の規模もクオリティーも素晴らしいなと感じています。
右京が浜辺に横たわる“衝撃的な場面”もあり、今回は面白いなと思います。
水谷:この20年であんな登場の仕方をしたのは初めてですよ。
反町:北海道でのロケもすごかったですから、ぜひね「season18」はいろいろな部分に注目してほしいです。
返信
No.1 主 元治
19/10/08 15:45:16
■反町「いいメンバーが集まり、水谷さんの人間性が人の心を動かした」
――これまでお二人は「相棒」に長く携わってきましたが、ここまで長く続けられた秘訣はありますか?
水谷:続けたいと思っても続けられないのがドラマですから、スタッフ、キャストを含めて、やはりいいメンバーが集まった作品だからこそ、ここまで長く続いているし、僕もここまで長く演じられているのだと思います。
反町:ドラマだったり映画だったりと本当に多くのメンバーで作品を作ってきて、水谷さんはじめチームでいい作品を生み出そうと、いつも考えながら作品作りに取り組んでます。
それを20年間継続してできるというのは素晴らしいことだと思いますし、それだけいいメンバーが集まった結果なんだなというのは感じますね。
人気があるから続くとか、反響が大きいから続くというのはもちろんありますが、水谷さんの人間性みたいなものが人の心を動かして、それが作品に反映されていて結果としてここまで長寿なドラマになったのだと思います。
水谷:いやいや(笑)。でも、そうなんですよね。視聴者からの人気や反響というのは後から付いてくるもので、やはり見てくれる方に楽しんでいただけるエンターテインメントの作品を作るというのが大前提ですから。
それに向かって、よいメンバーが集まったからこそ僕も続けられているのだと思います。
――これまでの撮影を振り返り、お二人が一番印象に残っているエピソードをお聞かせください。
水谷:二人で“相棒”になってからも80話を超えるくらい撮っていますからね。そこから一つを選ぶのはなかなか難しいものですね(笑)。
反町:僕はやはり最初に出演した「相棒season14」(2015年)は、特別感があって印象的でした。
細かく、このエピソードがどうとかという話をしだしてしまうときりがないですが、水谷さんと「(台本を読んで)今回の事件は難しそうですね」とか「面白い犯人が出てきましたね」なんて、その時々の印象的な事件を二人でお話をしていますね。
――長い間「相棒」の役を演じ続けている今でも、役に対する発見はありますか?
水谷:5年たってもまだまだいろいろなことができるようになったり、いろいろなことが分かるようになったり、というのは全くその通りだと思っています。
「相棒」というドラマが本当に不思議だなと感じるのは、20年も作品が続いてきて、ファンの皆さんが「そろそろ飽きてきたな」なんて感じがまったくないんです。
まだ「次に何かあるんじゃないか」「次にはどんなことを仕掛けてくるんだろう」という気持ちにさせてくれるんです。
同じことをやっているようで、日々全然違うことをやっている感覚といいますか、脚本家含めスタッフ陣がこの面白い作品を作り上げているのだと思います。
反町:僕は、ドラマの撮影というと1クール(3カ月間)の撮影が多かったものですから、水谷さんのような“昭和のスター”の方は、やはり集中力が違うと言いますか…。
水谷:僕は平成も令和も演じさせていただいているのに、こうやって「“昭和のスター”の方は2クールに慣れていますよね」なんて言うんですよ。
しかも、食事をしているときなんか「“昭和のスター”はよく食べますね」なんて言ってくるんですよ(笑)。
反町:いやいや(笑)。やはり「相棒」の撮影は長い期間撮影しますから、自分の中でどうコントロールしていくかというのは水谷さんを見ていて、すごく勉強になるなと思います。
>>2
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