急上昇
元治
亡くなった仲澤勝美さん(享年50)
仲澤勝美さんは今年1月、突然の事故で亡くなりました。50歳でした。
妻・和枝さん
「まだ夢を見ているようで喪失感が大きくて毎日がつらい。目が覚めたら主人がいるんじゃないかなとか考えます」
■「帰る」妻にLINEした後・・・
仲澤さんの妻・知枝さん
1月22日午後6時過ぎ、三島市萩の交差点で車と原付が衝突する事故がありました。
妻・和枝さん
「主人は仕事が終わって帰る前に必ずLINEをくれます。会社から家まで15分から20分で、決まった時間に帰ってきます。その日は時間に帰ってこなかった。救急車とかパトカーがものすごい音で家の前を通って、それで胸騒ぎがして…」
原付を運転していた仲澤さんは病院に搬送されましたが、胸を強く打ち死亡しました。
■慎重な父が「右折したはずはない」
遺族が聞いた警察の当初の説明
遺族によると警察は事故直後、車の運転手の説明などをもとに、交差点を右折しようとした仲澤さんと直進しようとした車が衝突したとみていました。
仲田悠介記者
「事故が起きた交差点です。大通りを右折しようとすると橋脚があり視野が狭く対向車が見にくい状態です」
長女・杏梨さん
「右折したはずないと思って…ずっとおかしいと言っていた。父は慎重だしずっとゴールド免許。危険な運転はしないとみんなわかっていました」
■手を合わせる仲澤さんの娘や孫たち
死亡した仲澤さんは生前「大通りは怖いので、通行量が少ない裏道を通る」と家族に話していました。事故のあった交差点は大通りと細い裏道が交わる交差点。仲澤さんは自宅に帰るために、裏道を直進したはずだと家族は考えていました。
「右折した」という警察の説明を信じられなかった長女の杏梨さんたち家族は「本当の事故原因が知りたい」と行動を起こします。
■自ら目撃情報を集め始めた遺族
警察から贈られた感謝状
長女・杏梨さん
「最初はツイッターで目撃情報を募り、その日に3万以上リツイートされました」
またチラシや新聞折り込みを合わせて約7万枚作り、事故現場の近くで配るなどしました。
仲澤さんは以前、警察から感謝状をもらったことがあります。
妻・和枝さん
「感謝状の時も被害者が高校生で、家族に女の子がたくさんいるので助けたい気持ちもあったと思います。追いかけていって現行犯逮捕しました。子供のことをかわいがっていて優しい主人でした」
正義感が強かった仲澤さん。信号無視や事故を起こすような運転はしないと家族は信じていました。
>>1
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No.1 主 元治
19/09/30 16:08:12
その結果、チラシを見た人からは「猛スピードで走る相手の車を見た」と証言を得たほか「裏道を通る仲澤さんを何度も見た」という大学生から連絡を受けました。
長女・杏梨さん
「最初に警察に右折や信号無視と言われ、父を信じたい気持ちもずっとありましたが・・・。その日に限って右折したのかもしれないと父を疑ってしまいましたが、証言で絶対に急な右折も信号無視もあり得ない」
■新たな警察の説明
遺族の行動が警察を動かしたのか。事故から9日後の1月31日、警察は沼津市の会社員の女を逮捕しました。信号無視をして仲澤さんと衝突し死亡させた、過失運転致死の疑いです。
家族が考えた通り、裏道を直進した仲澤さんと大通りから信号を無視して交差点に進入した女の車が衝突したと警察は判断しました。
警察は事故直後の説明と違うことについて「その後の捜査で新たな証拠が得られたため」と説明しています。
■容疑者の厳罰を求める署名集め
妻・和枝さん
「主人は悪くなかったと思いました。いつもの道を青信号で交差点に進入しただけ」
長女・杏梨さん
「悪くなかったとわかって嬉しかったのですが、なぜ何も悪いことをしていないのに、死ななければいけなかったのか複雑な気持ちです」
女は送検されましたが、その後釈放。検察による捜査は在宅で現在も続いています。
娘の杏梨さん
杏梨さんたち遺族は、容疑者への厳罰を求めインターネット上や事故現場付近、JR三島駅などで署名活動をおこない、1万以上の署名が集まりました。
長女・杏梨さん
「たくさんの人に知ってもらい、共感し怒ってくれ励みになっている。これ以上死人に口なしの事故が増えないようもっと声をあげていきたい」
父の無念を晴らすため、そして2度と同じ被害を生まないために遺族はこれからも行動を続けます。
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