目黒女児虐待死 へのコメント(No.2

  • No.2 寛治

    19/09/03 20:25:51

    検察官「検察官が証拠によって証明しようとする事実は以下の通りです」

     《優里被告と夫の雄大被告(34)は昨年1月下旬ごろから結愛ちゃんに十分な食事を与えず、雄大被告の暴行で衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医師の診察を受けさせずに放置。結愛ちゃんは3月2日、低栄養と免疫力低下が原因の肺炎による敗血症で命を落とした》

     検察官「適切な保護を行わず、死に至らしめたことに争いはありません。今回は、いかなる刑を科すべきか。つまりは量刑をどうするかということです。犯行時の状況を時系列に沿って説明します」

     《優里被告と雄大被告は香川県で結婚し、平成28年11月に弟が生まれたころから、雄大被告による結愛ちゃんへの暴行が始まったという。優里被告の呼吸が荒くなる。「ハァハァ」という息づかいが法廷に響きわたる》

     検察官「平成28年11月26日に児相(児童相談所)が被害者を一時保護しますが、29年2月1日、一時保護は解除されました」

     《結愛ちゃんはその後も、児相の一時保護と解除を繰り返し、最終的に両親のもとに戻ることになるが、優里被告は児相と相談したり、育児外来に通院したりして香川県で支援を受けていたという。雄大被告が先行して単独で東京に転居。30年1月4日、結愛ちゃんの最後の身体測定が行われた》

     検察官「被害者の身長は105・2センチ、体重は16・6キロでした」

     《優里被告の呼吸がいっそう荒くなる。「スンスン」という荒い息づかいが静かな法廷に響く》

     検察官「東京に転居する際、移動中の電車で(結愛ちゃんを)撮影されました。写真画像はこの日が最後になりました」

     《雄大被告は、結愛ちゃんに、朝4時前に起きて平仮名や算数などの勉強をするよう強制した。食事も1日に汁もの1杯から2杯と制限された。だが虐待の発覚を恐れ、病院に連れて行くことはなかった。課題ができない場合は水のシャワーを浴びさせるといった暴行を受けた。2歳児並みの体重になるまでやせ細った結愛ちゃん。雄大被告による虐待の実態が次々と明らかにされていく》

     検察官「被害者の顔面を殴打し、腫(は)れ上がりました。被害者は嘔吐(おうと)を繰り返すようになりました」

     《結愛ちゃんは歩くことも話すこともできなくなり、容体が悪化。女性検事が119番通報や搬送時の状況を説明しようとすると、優里被告は呼吸を荒らげ、顔を手で覆うようにして泣き出した。裁判員や女性検事も優里被告の様子を気にしているようだ。検察官が裁判員に語りかける》

     検察官「被告人にいかなる刑を科すべきか。論点は4つです。1つ目は犯行態度の悪質性です。2つ目は被告人の役割の重大性。関与の程度がポイントです。3つ目は責任、非難の程度。この2と3は弁護人と検察官で主張が対立するところです。4つ目、最後は結果の重大性です。5歳の被害者が死亡、生命が失われた結果について考えていただきたいです」

     《そのとき、優里被告の呼吸がこれまで以上に大きくなり、前後に揺れながら泣き崩れた。女性弁護人が立ち上がり、優里被告に寄り添う》

     裁判長「ちょっと…」

     弁護人「過呼吸の状態です。手も冷たいし、しびれちゃってる。もう少ししたら休廷ですから」

     裁判長「どうするかな」

     弁護人「大丈夫だと思います」

     検察官「続けていいですか。証拠調べの順序を伝えます」

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