康暦
ギリシャ首相、ナチス占領の賠償金に期待 独首相と会談
2019年8月30日16時00分
ギリシャで7月に就任したミツォタキス首相が29日、ベルリンを訪問してメルケル独首相と初めて会談した。ギリシャはドイツに対し、第2次大戦中のナチス・ドイツの占領下で受けた損害に対する巨額の賠償金を求めている。ミツォタキス氏は、経済危機からの脱却に必要なドイツからの投資を求める一方、国内でくすぶる「戦後補償問題」の進展にも期待感を示した。
ミツォタキス氏は会談後の記者会見で、賠償金請求問題について「難しい問題だが、解決が両国関係の深化にとって重要だと信じている」と述べた。ただ、会談でこの問題を協議したかは明らかにしなかった。
ドイツは、ギリシャと1960年代までに補償協定を結んでおり「解決済み」の立場だ。しかしギリシャ国内では「歴史問題」として残っており、チプラス前政権下の今年4月、ギリシャ議会はドイツに賠償金を求めることを可決。当時ミツォタキス氏が党首だった最大野党「新民主主義党」も賛成した。同国議会は、賠償金の額は3千億ユーロ(約35兆円)以上になると試算している。
ギリシャ危機の際、緊縮財政の徹底を最も厳しく求めたのは、最大の債権国だったドイツだった。
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No.1 主 康暦
19/09/03 17:52:01
独への賠償請求方針可決 ギリシャ、ナチス占領で
2019/4/19 0:27
【ローマ=共同】ギリシャ議会は17日、第2次大戦中のナチス・ドイツによる占領に伴う損害賠償を、ドイツ政府に正式に要求する方針を可決した。ロイター通信が伝えた。
ギリシャ議会は第2次大戦中のナチス・ドイツによる占領に伴う損害賠償をドイツ政府に正式に要求する方針を可決した(17日、アテネ)=ロイター
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ギリシャ議会は第2次大戦中のナチス・ドイツによる占領に伴う損害賠償をドイツ政府に正式に要求する方針を可決した(17日、アテネ)=ロイター
ギリシャではこれまでにも賠償問題が提起されてきた。ドイツ政府のザイベルト報道官は17日、賠償問題は「法的にも政治的にも解決済み」とする従来の立場を改めて示した。
ロイターによると、今回の決議は具体的な請求額を示していないが、ギリシャ議会の委員会は2016年、被害額は3千億ユーロ(約38兆円)超とする試算を示していた。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43930560Z10C19A4000000/
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