- ニュース全般
- 永和
- 19/07/29 13:16:58
世界水泳・競泳最終日:男子400M個人メドレーの瀬戸大也が2冠達成。「来年の五輪で王者に」
文: 鈴木花
29 July 2019 1:10
7月28日、韓国・光州で行われている『世界水泳選手権(世界水泳)2019』の競泳種目は8日目となる最終日を迎えた。男子400メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也(ANA)が2大会ぶり3回目の金メダルを獲得。女子400メートル個人メドレー決勝では、大橋悠依(イトマン東進)が3位に入り、表彰台に上がった。400メートルメドレーリレーでは、メダルには届かなかったものの、男女ともにTokyo 2020(以下、東京五輪)の出場枠を勝ち取った。
男子400メートル個人メドレー決勝に出場した瀬戸大也は、4分8秒95で優勝。男子200メートル個人メドレーに続き、2020年の東京五輪代表に内定した。同大会の2冠は、2003年の北島康介以来で、通算4個目の金メダルは日本人最多。また、男子200メートルバタフライでも、銀メダルを獲得しており、1大会で3つのメダル獲得。4大会連続の表彰台は、日本人初となる。
この優勝を受けて、『Olympic Channel』には大会中の瀬戸のインタビューから、「勝ちたいです。来年のオリンピックで王者になりたいです」という力強いコメントが紹介された。
女子400メートル個人メドレー決勝では、大橋悠依が4分32秒33で銅メダルを獲得した。200メートル個人メドレー決勝で失格したショックを引きずらずに、力強い泳ぎで3位に入り、堂々の表彰台。今大会、競泳女子で唯一のメダルを獲得した。優勝は、ハンガリーのカティンカ・ホッスー。女子400メートル個人メドレーで3連覇を達成した。
400メートルメドレーリレー決勝、入江陵介・小関也朱篤・水沼尚輝・中村克の4人で挑んだ男子日本チームは、は3分30秒35で4位に入った女子の日本チームは、酒井夏海・青木玲緒樹・牧野紘子・大本里佳の4人で決勝に出場。は3分58秒14の6位となり、ともに20年東京五輪の出場枠を獲得した。同種目の男子は、英国が優勝した。2位、3位には僅差で米国、そしてロシアがそれぞれ続いた。女子は、3分50秒40で2位以下を大きく引き離した米国が優勝。オーストラリアが銀、カナダが銅メダルを獲得した。
今大会、最も多くの金メダルを獲得したのは、16個で中国。メダルの獲得総数では、米国が最多の36個を獲得した。日本は金が2つ、銀が2つ、そして銅メダルが6つの計10個の11位で大会を終えた。
https://www.olympicchannel.com/ja/
- 0 いいね