急上昇
天正
下半身露出させ職質「違法」=覚せい剤使用で逆転無罪―東京高裁
2019/07/16 21:25時事通信
覚せい剤を使用したとして覚せい剤取締法違反罪に問われ、一審で懲役2年6月の実刑とされた男性(54)の控訴審判決で、東京高裁(朝山芳史裁判長)が16日、逆転無罪を言い渡したことが分かった。弁護人によると、高裁は、職務質問で警察官が男性の下半身を露出させたなどとし、「手続きに違法があった」と認定したという。
弁護人や昨年9月の一審東京地裁判決などによると、男性は2017年11月に東京都内などで、覚せい剤を使用したとして起訴された。男性は未明に路上で警察官から職務質問を受けた際、下半身を触られて身体検査されたが、地裁は露出まではさせられなかったと判断。「不適切な点はあるが、尿検査で陽性反応が出た鑑定書の証拠能力は否定されない」と実刑を言い渡した。
これに対し東京高裁は、男性や目撃者の証言から、警察官が下着を脱がせて検査を行ったと認定し、下半身に触れたことも合わせ、「プライバシーを尊重せず、手続きには違法がある」と捜査を批判。鑑定書について、違法な手続きと密接な方法で得られたと指摘し、証拠から排除したという。
弁護人の小池哲朗弁護士は「捜査機関が適正手続きの順守を改めて考え直す契機となれば」と話している。
古トピの為、これ以上コメントできません
件~件 ( 全0件)
*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
まだコメントがありません