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- ひまわりママ
- 19/03/31 21:39:45
https://www.youtube.com/watch?v=Z3iNXwHBKoI
ドイツのホームセンター、ホルンバッハ(HORNBACH)の「春の香り」というCMが、アジア人蔑視だと物議を醸している。
CMでは、農作業をする白人男性の使用済み下着が自動販売機で売られ、アジア系の女性が購入して匂いを嗅いで喜ぶ、という内容。
最後には「これが春の香り」という文言が付く。
下着のパッケージが流れるベルトコンベアには「春の匂い」と日本語で書かれている。
白人男性が農作業をし、そこに研究員らしき白衣を着た男性が2人現れる。
白衣の男性たちは、農作業をする泥と汗にまみれた男性のシャツやパンツをしかめ面で回収。
その汚れた下着類はパッキングされ、ベルトコンベアに乗せられていく。そこには日本語で「春の匂い」と書かれているのだ。そして場面はビルが建ちコンクリートに囲まれた薄暗い都市に移る。
自動販売機の前に立つおかっぱ髪のスーツを着た女性が、自販機のボタンを押し、汚れた下着類のパッケージを手に取る。
それを開くと、女性は恍惚とした表情になり、何度も匂いを嗅ぐ。
最後には、日本のアダルトコンテンツのアニメや漫画で「女性が性的な快楽に溺れているときの顔」として表現される「アへ顔」によく似た表情を見せて終わる。
■広告キャンペーンの即時中止を求め、署名活動が始まる
ホルンバッハは、3月15日に公式Twitterで「春の香りはいかが?」とコメントを付けてCM動画を投稿。
流れ始めた当初から、韓国や中国のネットユーザーから「気持ち悪い」「人種差別だ」といった非難が上がった。
日本でも、3月下旬ごろから周知され始めTwitter上では「明らかな日本人に対する揶揄であり人種差別」「愚劣極まりない」といった声が出ている。
こうした声を受け、3月28日には、ドイツ・ケルン在住の韓国人男性、カン・ソンウンさんがこのCMに強い違和感を持ち、取り下げを求めて署名活動を始めた。
カンさんはハフポスト日本版の取材に対し「これは、日本や韓国など、ある特定の国だけに対する問題ではないと思う」と語った。
アジア系女性が喜んで白人男性の使用済み下着を買い求め、匂いを嗅ぐという奇行が描かれたCMが流れることは「アジア系女性にとっては、日常生活に危害が加わっている状態だ」と指摘。
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