アレルギー女性に「今さら遅い」

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  • 19/03/14 23:35:26

イギリスのイースト・サセックス州在住で教師をしているローラ・メリーさん(Laura Merry、25)はオーストラリアにいる姉妹に会うため、今月3日にブリティッシュ・エアウェイズでオーストラリア国内に到着してから、カンタス航空に乗り換えてメルボルンへと向かった。
ローラさんは重度のナッツアレルギーを持っており、オーストラリアまでのブリティッシュ・エアウェイズの機内では、長時間であるにもかかわらずナッツ類以外のスナックを配るという配慮をしてもらっていた。また、ナッツアレルギーの乗客が搭乗しているという機内アナウンスが2回も流れた。
そして次に搭乗するカンタス航空では、チケットを予約した数か月前にナッツアレルギーであることを事前に申告し、機内でナッツ類の提供をしないように確認書類まで書いていた。
ところが当日、カンタス航空の客室乗務員がとった態度は彼女にとって心外なものだった。ローラさんは搭乗の際にもナッツアレルギーであることを伝えたが、当時のことをこのように語っている。
「搭乗した時、チーフ客室乗務員の態度はあまりにもひどいものでした。私のアレルギーに関して証明する書類を受け取っていないと主張し、『今さら言われても遅い』と言って来たのです。」
「そのうえ私がナッツアレルギーを持っていることについて、他の乗客に機内でアナウンスすることも拒んだのです。しかも今回、機内の乗客160人に配るスナックはスライスアーモンドだということを伝えてきました。」
「この時のフライトは1時間程度だったので、私は『配るのを止めていただけないでしょうか』と尋ねましたが、『感謝のためにコンプリメンタリー(無料)のスナックを提供することが我が社の方針ですから』と言って拒んだのです。」
このやり取りの後、チーフ客室乗務員は空港にいる責任者に電話で連絡を取ったところ、ローラさんに今回の搭乗を見合わせるように伝えてきたという。ローラさんはこれに納得できず、そのまま搭乗することにした。その代わりに客室乗務員からはマスクを渡された。
しかしながら、ローラさんは「マスクだけでは完全にアレルギー反応は防げない」と主張している。重度のナッツアレルギーはニオイを嗅いだだけでもアナフィラキシーショックを起こし、死に至る場合もある。そのため機内でスライスアーモンドが配られ、乗客がそれを食べ始め

>>1続き】

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