急上昇
野菜
自宅や公共施設などで洋式トイレが増える中、和式トイレを上手に使えない子どもが増えている。
和式を設置する小学校はまだ多い。専門家は「小学校に入学する前に練習して慣れてほしい」と勧める。(矢子奈穂)
2月下旬、川崎市の認可保育所「日生鹿島田保育園ひびき」で、子どもたちが和式トイレの練習に取り組んだ。女性看護師が、牛乳パックで手作りした「和式トイレ」に、子どもたちは「見たことある」などと声を上げた。
まずは、しゃがむ練習。手を床につかないとしゃがめない子や、尻を後方に突き出す子、30秒ほどで「疲れた」と座る子もいた。次に、一人ずつ、手作りのトイレを使って練習した。
同園では2017年度から和式トイレの練習を4~5歳児クラスで始めた。保護者には、外出先などで、子どもに和式トイレで排せつまで体験させることを依頼している。
同園長の外薗ほかぞのまり子さんは「保育園のトイレは全て洋式。自宅などでも洋式が増え、和式を使ったことがない子も多い。洋式トイレが一つしかない小学校もあるので、就学前に練習が必要だと感じた」と語る。
さいたま市の認可保育所「大戸保育園」でも、小学校入学に備え、ズボンを途中まで下ろしてしゃがむ練習などを園の活動で行う。
文部科学省の16年調査では、全国の公立小中学校のトイレの便器数は約140万個。和式は56・7%で、洋式(43・3%)よりまだ多い。
同省の担当者は「改修の際などに洋式トイレを整備する学校は多いが、取り組みは自治体によって差がある」と話す。
古トピの為、これ以上コメントできません
件~件 ( 全0件)
*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
まだコメントがありません