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- 19/02/20 20:55:09
三重県尾鷲市の市立尾鷲総合病院は20日、院内でインフルエンザの集団感染があり、感染者18人のうち入院していた男性(93)が17日に死亡したと発表した。
同病院によると、7階建て病棟の4階に入院していた男性患者がA型インフルエンザに感染していることが12日に判明。感染は、20日までにこの患者を含め入院患者16人と職員2人へ拡大した。
死亡した男性は1月29日から肺が炎症を起こす慢性閉塞(へいそく)性肺疾患で入院していた。15日夜にせきなどの症状が見られたため、4人部屋から個室に移って検査を受けたところ、16日にA型インフルエンザと診断された。その後、17日に呼吸不全に陥り、死亡した。
同病院では12日以降、事前に定めていた感染症対策マニュアルに沿って、入院患者らへのインフルエンザ薬の予防投与などを実施していたという。同病院の担当者は「可能な限りの対策を取っているが集団感染を防げなかったのは残念。更なる感染拡大の防止に努める」と話している。
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