2歳長女に性的暴行容疑　父親を逮捕

2歳長女に性的暴行容疑　父親を逮捕　傷害致死罪で起訴　大阪


2歳長女に性的暴行容疑　父親を逮捕　傷害致死罪で起訴　大阪
大阪府警本部＝加古信志撮影
　大阪市東淀川区で2017年、当時2歳の長女に暴行を加えて死亡させたとして傷害致死罪で起訴された父親（30）＝大阪府寝屋川市＝について、大阪府警捜査1課は6日、長女に性的虐待をしたなどとして、強制性交等致傷と傷害の疑いで再逮捕した。父親は「一切心当たりはない」と容疑を否認している。

　再逮捕容疑は同年12月中旬、当時住んでいた東淀川区の自宅マンションで長女に性的暴行を加え、全治1週間のけがをさせたとしている。左脚を骨折させた疑いもある。

　長女は同月16日、体調が急変したとして救急搬送されたが、約1週間後に死亡。府警は昨年11月、父親が長女の頭部に何らかの暴行を加え、急性硬膜下血腫などで死亡させたとして、殺人容疑で逮捕した。大阪地検は翌月、傷害致死罪に切り替えて起訴し、父親は保釈されていた。

　府警によると、複数の医師による鑑定で、長女が性的虐待を受けた痕跡が確認されたという。長女は17年12月に父親と養子縁組した。父親は傷害致死罪について「何もやっていない。裁判で無実を証明したい」などと主張していた。