私も自分の性器や子宮が昔から苦手で、子供は欲しいけど、その構造や過程については直視したくないとずっと思ってた。極端な話、性行為すら想像して股間が痛くなるくらい抵抗があって、もう精神的な病気なんだろうなと今でも思う。

でも子作りは今しかチャンスが無いかもと焦って挑戦した。案の定セックスが上手くできず性交障害で結局不妊治療にお世話になって、人工授精から始めた。4回目で妊娠するも流産となって、すぐ体外受精にステップアップし1回目で妊娠。

妊娠してからしばらくは現実逃避しながら過ごしたけど、そのうち母親学級へ出なきゃならなくなったり、助産師さんと一対一で話さなきゃならなかったり、嫌でも出産と向き合わなきゃならない時間が増えた。
そしたら、自分の身体の変化だけじゃなく、腹の中の子供の変化や将来を考える時間も増えてきて、少しずつだけど産後の事をメインに考えられるようになってきた。

私は最後までお腹に語り掛けるような事は出来なかったし、お腹をさすって「私の赤ちゃん」って幸せな気分になる事も無かった。側から見たら冷たい妊婦だったと思うし、今でも心から妊娠を望んで産みましたか？と聞かれれば素直に「はい」とは言い切れない。妊娠や出産に対してはネガティブな印象を最後まで拭えなかった。

多くはないと思うけどこういう人もいるから、あまり自分を責めないでね。
私は、主さんは優しい人だと思うから妊活頑張って欲しい。