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地元の漁民や国立公園関係者さらに環境保護団体メンバーなどが海岸で死骸を調査したところ、胃の中から大量のプラスチック製のごみが出てきたという。
消化されることなく残された胃の中のプラスチックごみが直接このクジラの死因に関係しているかどうかは、死後の腐敗が激しいため特定することはできなかった、としている。だが今インドネシアなどの東南アジアでは海洋に投棄された大量のプラスチックのごみが海洋の環境汚染だけでなく、海洋生物の生態系にも深刻な影響を与え、プラスチックごみ対策が喫緊の課題であることを、このクジラの死骸は物語っている。
国立公園関係者などによるとカポタ島の海岸に流れ着いたのは体長9.5メートルのマッコウクジラで、その胃の中から合計で約5.9キロものブラスチックごみが回収されたという。
世界自然保護基金(WWF)インドネシア支部の発表によると、このマッコウクジラの胃から回収されたのは、(1)硬いプラスチック片19個、(2)プラスチックカップ115個、(3)ビニール袋25枚、(4)ビニールのヒモ3.26キログラム、(5)ペットボトル4個、(6)ビーチサンダル2足の合計5.9キロという。
WWF同支部はAP通信に対し「このクジラの死因は推定することはできないが、目の前のこの現実は本当に酷い状況だ」と語ったという。
■タイでも同様のクジラ受難
2018年5月にはマレーシアとの国境に近いタイの運河で衰弱したゴンドウクジラ1頭が発見され、保護された。クジラは保護中にビニール袋5枚を口から吐き出したことから、体内に大量のプラスチックごみが残されているとの懸念が起きたものの、発見から5日後に保護活動もむなしくクジラは死亡した。
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No.5 ぼうえんきょう
18/11/23 03:16:10
他の国ではこんな感じで川に捨ててるから、海に出てくよね
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