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- 18/11/12 21:50:56
育ち盛りの子どもを持つ親御さんにとっては気になる問題です。
子どもが学校で毎日食べる給食の栄養量が基準を満たしていないことが、複数の自治体で明らかになりました。なぜ、こんな事態が起きているのでしょうか?
◆5年以上、栄養基準満たさず
今月、仙台市の小中学校の給食で、カロリーや鉄分など複数の項目で、5年以上にわたって定められた栄養基準を満たしていないことが分かりました。
小中学校の給食で必要とされる栄養量は、文部科学省が作る「学校給食摂取基準」で示され、これを元に自治体がカロリーや鉄分などの栄養量を決めています。
仙台市によりますと、下の表のとおり、小学校(3・4年生)中学校の給食とも軒並み基準を下回りました。
◆原因は食材の値上がり
栄養バランスに配慮しているはずの給食で、なぜこのようなことが起きてしまったのか。
仙台市によりますと、ここ数年、米やパン、牛乳の価格が値上がりしたため、おかずにまわせる金額が少なくなったというのです。
例えば1食あたりの給食費からパンやご飯、牛乳の価格を差し引いた副食費(食材購入可能額)は平成25年に小学校で141.3円だったのに対して、平成30年度は136.3円に。中学校でも178.3円が170.4円に減っているのです。
一方で、食材の価格は上昇を続けています。仙台市によりますと、5年前に1キロ当たり1000円程度だった鶏肉の価格は、ことしは1500円程度まで値上がり。
白さけの切り身は1枚50円余りだったものが、今では100円と倍になっています。
続き
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181112/k10011708081000.html
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