富士山
最も海を汚染しているプラスチックゴミは何かというと、それは「タバコの吸い殻」です。
現在多くのタバコにはアセチルセルロースという種類のプラスチックからなるフィルターが取り付けられており、これらは分解するのに数十年を要するとされています。
タバコは現在、毎年5.6兆本も作成されており、その吸い殻の2/3が無責任に投棄されています。アメリカ合衆国の自然保護団体Ocean Conservancyが1986年から32年間続けているビーチクリーンの結果、最も多かったゴミがタバコの吸い殻だったとのこと。
ビーチに直接捨てられたものももちろんありますが、それ以上に排水溝や下水道、川などによって海に運ばれたものも多いとのこと。そして7割の海鳥、3割のウミガメの体内からタバコの吸い殻の破片が発見されています。タバコのフィルターにはタバコの調整に用いられる多種多様な化学物質が吸着していることから、海洋生物の健康被害も懸念されます。
サンディエゴ州立大学のThomas Novotny公衆衛生学教授はタバコのフィルターについて「まったく健康上のメリットはない。単にタバコの吸い口をよくするだけのマーケティングツールでしかない」と指摘し、プラスチック製のフィルターこそ廃止すべきだと主張します。
現在プラスチック製ストローが紙製のストローに置き換えられ始めていますが、それ以上に海を汚すタバコのプラスチック製フィルターを禁止しない理由もありません。
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No.1 主 富士山
18/09/04 17:56:45
ストップたばこのポイ捨て
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No.2 主 富士山
18/09/04 20:50:52
あげ
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