日本に限った事（欧米だと12歳未満は、親の責任が厳しく問われます）なのですが、幼子が事故に遭う度に親が悪い・車が悪いと論議になりますが、飛び出し事故の被害者が子供だった場合は、「事理弁識能力（じりべんしきのうりょく）」があったかどうかが問われることになります（事理弁識能力とは、物事の実態や起こりうる結果を理解してこれに基づく判断ができる能力）
ただ、５歳未満の子供に対して事理弁識能力の有無を確かめることはありません
そのかわり、判断能力がまだ乏しい子供を飛び出し事故が起こる可能性のある場所に一人にした親の責任が問われ『一定の過失割合』が求められることになります
飛び出しの４０％以上が６歳未満、１５歳未満を併せると７５％を占めますが、日本の道路交通法では運転者に人間には不可能なレベルを求めていますので、運転者が逮捕されるのは避けられません
運転しない方の中には「徐行していれば助かった」と言う方もいますが、生存率が上がるだけで必ず助かるという事ではありません
事故の時間帯の状況が解りませんが夜間、普段から交通量の多い道路を横切る行為は親が止めなくてはならないと思います