新菌種「ブルセラ症」に長野県の家族4人が感染 2例目疑い

07.25 08:00
長野県在住の40代女性が、新菌種の人獣感染症「ブルセラ症」に感染し、女性の子供3人も相次いで感染していたことが24日、国立感染症研究所への取材で分かりました。新菌種のブルセラ症には同県在住の男性が初めて感染していたことが5月に判明しており、今回で2例目。
新菌種「ブルセラ症」に長野県の家族4人が感染 2例目疑い - 産経ニュース 長野県在住の40代女性が、新菌種の人獣感染症「ブルセラ症」に感
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最初の感染例である長野県の男性と女性の自宅は離れており、感染源は異なるとみられます。家族間で感染が広がったことに、感染研は「人から人への感染は考えにくい」とコメント。「土着の感染源が顕在化したかもしれない」として今後、感染経路などを調査します。
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ブルセラ症はブルセラ属菌による人獣共通感染症で、感染動物の乳や乳製品の喫食、感染動物との接触などによって感染します。潜伏期間は通常1～3週間で、主な症状は、全身的な疼痛感、倦怠感、衰弱、およびうつ状態と、持続的、間欠的、または不規則な発熱など。