阿武川ダム
「おとなしい学生」のイメージ転換めざす、立教大新総長
郭 洋春[カク・ヤンチュン]さん(58)
立教大学が東京・池袋にキャンパスを構えて100年。その記念の年に、「少年時代は池袋が遊び場だった」と振り返る在日2世が第21代総長に就いた。
外国籍の同大総長は戦後初。東京六大学の他校では、戦前を含めて例がない。就任が決定した際、立教大学で精神科医の香山リカさんはツイッターで「立教の多様性の象徴」と表現した。
専門はアジア経済学。米同時多発テロや止まらない民族紛争、格差の拡大などから、「資本主義の限界が見えた」と分析する。成長至上主義の価値観を改め、持続可能な社会を探る「平和経済学」の体系化を目指してきた。
抗議は「冗談を交え、分かりやすい」と学生に人気だ。司会者の関口宏さんらを招き、コミュニケーション力を学ぶ科目を企画し、履修希望者を殺到させたアイデアマンでもある。総長選では「スピード感をもって大学改革を進める」と訴え、支持を集めた。
「スマートで洗練されているが、おとなしい」と言われる立教大学生のイメージを転換するのが目標の一つ。「心の豊かさとリーダーシップをあわせもち、世の中に自ら貢献できる人間を育てる」という建学の精神を重視する。
「グローバル化で価値観の画一化が進む今こそ、多様な人たちを尊重し、時代の半歩先を行く人材の育成を後押ししたい」
文・増谷文生 写真・池永牧子
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