女子高生2人 車にはねられ意識不明の重体 前橋

　９日、群馬県前橋市で女子高校生２人が乗用車にはねられ重体となっている事故で、乗用車が事故現場のおよそ１３０メートル手前から対向車線を逆走していたとみられることが分かりました。

　この事故は９日、前橋市の県道で自転車に乗って登校していた女子高校生２人が乗用車にはねられたもので、２人は依然、意識不明の重体です。その後の警察への取材で、乗用車を運転していた川端清勝容疑者（８５）が、女子高校生をはねた現場のおよそ１３０メートル手前から対向車線を逆走したとみられることがわかりました。

　「川端容疑者の車は、交差点で右折待ちをしていた対向車のドアミラーに接触しました。そして、１３０メートル以上逆走し、女子高校生２人をはねるなどしたということです」（記者）

　川端容疑者は「気がついたら事故を起こしていた」などと供述しているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。（10日11:19）