相撲協会「情報操作」で貴乃花親方“包囲網” 元特捜部長が語る事件の特殊性【日馬富士の暴行問題】

匿名

はんぺん

17/12/18 17:24:43

相撲協会「情報操作」で貴乃花親方“包囲網” 元特捜部長が語る事件の特殊性「親方の行動理解できる」

2017.12.17 8:00 iza(産経デジタル)
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/171217/spo17121708000001-n1.html

 元横綱日馬富士(33)の暴行事件に端を発した日本相撲協会の騒動について、元東京地検特捜部長で、相撲協会の外部理事と危機管理委員長も務めた宗像(むなかた)紀夫弁護士(75)が、夕刊フジの独占取材に応じた。被害者である平幕貴ノ岩(27)の師匠、貴乃花親方(45)が危機管理委員会の聴取を拒否し続けていることに協会サイドから批判の声が出ているが、宗像氏は貴乃花親方の行動について、事件の特殊性ゆえの対応だと推測した。 

 「今回の事件は、ある特殊な場所で、特殊なグループの中で起きたものだ。しかも純粋な刑事事件だ。自分のまな弟子が暴行を加えられた貴乃花親方としては、刑事事件として公正、公平に捜査してもらって事実関係を明らかにしてもらい、処罰されるべき人がいれば処罰してもらうというスタンスだろう。それは不合理でないし、理解できる」

 宗像氏はこう語った。宗像氏は、リクルート事件で主任検事として同社創業者の江副浩正氏を取り調べ、東京地検特捜部長時代にはゼネコン汚職事件などの捜査を指揮した。名古屋高検検事長を最後に退官した後は、弁護士として活躍している。2012年には、日本相撲協会の外部理事に就任。初代の危機管理委員長を務めた。現在の委員長には、宗像氏と司法修習同期で元名古屋高検検事長の高野利雄氏(74)が就き、事件の調査にあたっている。

 刑事事件に精通し、協会の外部理事を務めた経歴から角界の事情にも詳しい宗像氏が強調するのは、事件の特殊性だ。

 暴行事件が起きた後、相撲協会の巡業部長である貴乃花親方がすみやかに協会に報告せずに、鳥取県警に被害届を出したことが批判の対象となっている。

 宗像氏は「(批判は)一般論としては正しい」としながら、貴乃花親方は協会に報告した際のリスクを考えたのではないかと推測する。「実際のところは分からないが、『被害届を取り下げてもらえないか』と言われるかもしれないし、『話し合いで解決してほしい』と言われるかもしれない。そうすると、これだけの事件がなかったことにされかねない」

 そのうえで、「今回の事件で、貴乃花親方は(相撲界に)暴力的体質が残っていることを世に知らしめた。協会にとっては大きな打撃になるけれど、大局的に見れば、相撲界でこういった暴力事件が二度と起きないようにという警鐘となっている」と語る。

 宗像氏はかつて委員長を務めた危機管理委員会の対応に対しても、疑問を投げ掛ける。

 問題視するのは、委員会が11月に貴ノ岩が九州場所休場に際して提出した診断書について、作成した医師から事情を聴き、「病状に現状は問題はなく、相撲が取れる状態にある」との所見を発表したことだ。

 宗像氏は「あれは簡単にいうと、『大したけがでもないのに重大なけがと称して、貴ノ岩を欠場させて事件を大きくしようとしている』という見方を相撲協会側がしていると表明したのと同じだ。こんな言葉は使いたくないが、『情報操作、世論操作の側面がある』と言われても仕方ないだろう」と語る。

>>1に続く

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