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- 秋鮭
- 17/11/20 20:55:50
子供の名前の決め方に変化が生じている。これまでは書籍などを購入して画数で決めたり、かつては親やそれぞれの祖父母から命名するなどのケースが目立っていたが、最近は姓名判断ができるウェブサイトの情報を見ながら、夫や妻と相談して決めるというケースが多いようだ。
その際、親は「生まれたら○○ちゃんと呼びたい」などの理由で、名前の音や読みを先に決め、あとから漢字をあてる傾向が強い。
名前の読み方は自由に決めることができるが…
戸籍法で名前は《常用平易な文字を用いなければならない》と定められており、使える漢字として計2999字が指定されている。ただし、漢字の読み方は自由で、『一二三』と書いて『ワルツ』や『ドレミ』と読むなど漢字本来の読みではない当て字も認められている。
例えば『竹内』という姓を入力し、運勢が良い名前が出てくるサイトで調べると、男子では『空太(いくた)』、『彩嵐(あらん)』、『凰翔(おうが)』。女子では、『乙葵(おとぎ)』、『愛灯光(あとひ)』、『愛一菜(あいな)』など、名前の漢字そのものに“キラキラ度”が高い名前が数多く出てくる。
最近ある役所に、『胱』と『腥』という漢字を用いた出生届があったという。『胱』は月と光でロマンチックなイメージが沸く。『腥』も月と星でいいイメージだ。
ところが、『胱』は人体が尿を溜めるためる『膀胱(ぼうこう)』で使う漢字で、月は“にくづき”という部首。本来は“肉”の象形で、“肺”や“肝臓”などの偏と同じだ。『腥』も“生臭い”という意味を持つ。どちらも夜空の月とはまったく異なる意味を持っている。
まいじつ
https://myjitsu.jp/archives/36437
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