【皇室】眞子さま、結婚後のお住まいや生活は? 事例踏まえ解説

匿名

金魚釣り

17/09/03 17:45:13

2017年9月2日11時31分

■いちから解説!

 秋篠宮家の長女・眞子(まこ)さま(25)と大学時代の同級生小室圭(こむろけい)さん(25)の婚約が3日、正式に内定します。女性皇族の結婚は2014年の千家典子さん(当時の高円宮家の典子さま)以来。結婚までにどういう儀式が予定され、結婚後のお住まいや生活はどうなるのでしょうか。最近の事例を踏まえ、解説します。

 眞子さまのような皇族の女性、いわゆる「プリンセス」が結婚する場合、婚約内定後にも様々な儀式などが行われます。

 まず、一般の結納にあたる「納采(のうさい)の儀」があり、婚約が正式に成立します。3年前にご結婚された高円宮家の次女典子さまの場合、お相手の出雲大社宮司の千家(せんげ)家の長男、国麿(くにまろ)さんの使者が高円宮邸を訪問して、木箱に入った清酒3本や白い絹のドレス生地などを結納品として届けました。

 そして結婚式のおよそ1カ月前には、挙式の日を正式に伝える「告期(こっき)の儀」があります。今回の場合、小室さんの使者が秋篠宮邸を訪問し、結婚式の日取りを伝えます。

 結婚式を数日後に控えたころ、宮中三殿で、「賢所皇霊殿神殿に謁(えっ)するの儀」に臨みます。皇室の祖神などに別れを告げるもので賢所、歴代天皇や皇族をまつる皇霊殿、八百万(やおよろず)の神をまつる神殿の順に拝礼します。髪を後ろで束ねた「おすべらかし」の髪形で臨むとみられます。通常、宮中三殿での拝礼は天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻だけが殿上で行いますが、3年前は、典子さまも殿上で拝礼しました。

 続いて、両陛下に感謝の言葉を述べる「朝見の儀」。典子さまの場合は「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」と同じ日に行われました。

 いよいよ結婚式の当日には、「入第の儀」があります。小室さんの使者が秋篠宮邸に迎えに行き、結婚式に臨むことになります。眞子さまと小室さんの結婚式は、黒田清子さん(紀宮さま)と同じ帝国ホテルで行うことが検討されているようです。

■身分やお金は?

 皇族の女性が結婚すると、身分やお金はどうなるのでしょう。

 皇室典範は、皇族の女性が天皇や皇族以外の方と結婚した時は、皇族の身分を離れると定めています。皇室を離れ、皇統譜から除籍され、一般国民として戸籍に名前が記されることになっています。

 皇族が身分を離れる際、皇室経済法にもとづき、国から「一時金」が贈られます。理由は「皇族であった者としての品位保持」のためです。金額は皇族としての身位によって決められており、眞子さまの場合は年間の支出基準額の10倍を超えない範囲内で支払われます。眞子さまの基準額は1525万円ですから、最大で1億5250万円となります。

 実際に支払われる金額は「皇室経済会議」で決定します。ちなみに天皇陛下の長女、黒田清子さんの場合は1億5250万円、千家典子さんの場合は1億675万円でした。

>>1 住環境や買い物は?

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