- TV・エンタメ
-
野際陽子さんの娘・真瀬樹里が野際さん役 遺作「やすらぎの郷」後番組で
9/2(土) 5:00配信 スポニチアネックス
6月に肺腺がんのため亡くなった野際陽子さん(享年81)の娘で女優の真瀬樹里(まなせ・じゅり、42)が、来月2日にスタートするテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(月~金、後0・30)で、母親の野際さんを演じる。
黒柳徹子(84)の半生を、清野菜名(22)主演で描く作品。野際さんは60年ほど前にNHKでアナウンサーをしていた時、同局の専属女優だった黒柳と大親友になり、私生活では頻繁にファクスをやりとり。黒柳は、野際さんが亡くなったときは「あなたのいらっしゃらない、この世界は、寂しいです」などとつづった手紙を寄せて別れを惜しんだ。
真瀬の起用は黒柳の発案。真瀬を少女時代からかわいがっており、野際さんの死後間もなく「ぜひ参加して」と連絡。役柄は未定だったが、約1カ月後に制作側が「どうせなら」と野際さん役を打診した。
真瀬は「受けるか悩んだ」というが、「“どうしよう?”と仏壇に話しかけたら、“やって!”と母の声が聞こえた気がした」と出演を決意した。
局アナ時代の野際さんを思い描き、長かった髪を30センチバッサリ切った。撮影で衣装をまとうと周囲からは「そっくり!」と声が上がった。
真瀬は11月後半からレギュラー出演する。テレ朝によると、実年齢20歳差の清野と繰り広げる、フィクションも織り交ぜた濃厚な“女子会”が見どころとなる。
くしくも同じ放送枠の前番組「やすらぎの郷」が野際さんの遺作になった。最後の力を振り絞っての熱演は視聴者の胸を打った。真瀬は「私は私の120%で精いっぱいやるだけ」と、短い言葉に偉大な母を演じる決意を込めた。
- 0
17/09/02 07:15:11