フジテレビ系《犯罪症候群》４月８日スタート、土曜後１１・４０ へのコメント（No.1）

「東海テレビ×ＷＯＷＯＷ　共同製作連続ドラマ　犯罪症候群」は、作家、貫井徳郎氏の人気３部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」を初映像化したサスペンス。大切な女性を殺された男性２人を軸に復讐（ふくしゅう）と正義の間で葛藤する姿を描く。

人間ドラマに定評がある東海テレビと良質な社会派ドラマを手がけるＷＯＷＯＷの初共同制作。４月８日～５月２７日にフジテレビ系「オトナの土ドラ」枠（土曜後１１・４０）でシーズン１、６月１１日～７月２日にＷＯＷＯＷ「連続ドラマＷ」枠（日曜後１０・０）でシーズン２を連続放送する。

両局で主人公が代わるのが特徴で、玉山はシーズン１に主演。妹を殺された元刑事、武藤役で、制作側は「復讐の是非、正義の意味を問い続ける重厚な人間ドラマを目指す上で、静かな中にも熱さを感じる武藤とイメージが重なった」と演技力に期待する。

シーズン２では、武藤の親友であり、彼の妹と恋人だった刑事、鏑木役で谷原が主演。渡部は、武藤に特殊任務を与える非情の男、環に扮する。

玉山は「この３人だからこその説得力や大人の魅力を出して、見応えのある作品を届けられたら」と気合十分。

谷原は、局が違う１と２の“色”の違いに期待し、「それを味わい、楽しみながら物作りをしていきたい」と意気込む。渡部は累計４５万部を超える原作の内容に「今まで映画、ドラマにならなかったのが不思議なくらい」と太鼓判を押す。

ＷＯＷＯＷと地上波の連ドラタッグといえば、１４年にＴＢＳと制作した「ＭＯＺＵ」が映画化もされるなど大ヒット。「犯罪症候群」も国民を惹きつけそうだ。